“良かれ”が“悪かれ”に！？宅配ボックスの危険な裏側

最近、宅配ボックスの普及と共に、「よかれと思って」の行動が逆に配達員にとっての「ありがた迷惑」に繋がる実態が浮き彫りになっています。特に「置き配/宅配ボックスなのに日時指定」という問題が、多くの現場で声が上がり、物流業界の新たな課題となっています。

2024年に入ると、「物流の2024年問題」がメディアで取り上げられ、多くの配達員がその労働環境や再配達についての懸念を訴えています。多くの利用者が「日時指定」を選択することで、配達は一層複雑化し、特に夜間に集中する傾向が強まります。このような流れは、結果的に配達員の負担を増やし、過重労働や交通事故のリスクまで引き上げてしまいます。

利便性を求める中で、さまざまな施策が行われていますが、実際の配達現場との乖離も見受けられます。利用者は、宅配ボックスがある場合には、日時指定を避けるなどの行動を取ることで、配達員を助けることができます。このように、利用者自身の行動が、より快適な宅配体験を作り出す要素となります。

ぜひ、配達員の声に耳を傾け、より良い配送環境を共に目指しましょう。詳しくは「Fun Standard株式会社」の公式ページまで。

レポート／DXマガジン編集部香田