NECが新たに取り入れた取り組みが、総務部門の業務を一変させる可能性を秘めています。米国Eptura社の統合型ワークプレイス管理システム「Archibus」の導入により、社内のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速します。情報の可視化と効率化を実現し、業務の未来を切り拓くこのシステムの詳細に迫ります。

NECは、社内の総務領域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するため、米国Eptura社の統合型ワークプレイス管理システム「Archibus」を導入しました。このシステムは、2024年12月から本格的に稼働を開始する予定です。導入により、総務部門が抱える膨大な量の不動産情報を可視化し、効率的にデータを管理できるようになります。これにより、情報の整理や分析にかかる時間を大幅に削減することが期待されています。

Archibusは多機能を備えたシステムで、経営戦略の立案や意思決定に必要な「不動産ポートフォリオ管理」や「設備資産管理」が可能です。また、設備管理の現場でも業務を効率化する機能があり、プロジェクト管理やスペース管理、保全作業管理を通じてファシリティマネジメント業務全般をサポートします。この取り組みにより、土地、建物、設備等に関する情報が可視化され、業務の効率化が進むとともに、不動産にかかるコストの適正化を図ることができます。

NECはこの導入によって得た知見を生かし、総務DXの実現を加速し、今後は同システムの提供も進めていく方針です。さらに、NECが求める社会的価値の創造に向けて、ファシリティマネジメントを通じたDX支援を強化することにより、より効率的で持続可能な運営を目指します。詳しくは「NEC」の公式ページまで。

レポート/DXマガジン編集部熊谷

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 総務部門のDXを加速!NECが新たなソリューション導入