名古屋市が名古屋城のSNSマーケターなどの複業人材を募集、専門性ある外部人材登用で地層創生を推進

株式会社Another worksは、2024年10月7日、名古屋市より2年連続で「副業人材の活用に係る業務委託」を受託し、複業人材の募集を開始しました。今回の業務では、名古屋城のSNSマーケティングや採用イベント企画立案、PR動画制作など、合計15職種における複業人材を募集し、地方行政の課題解決を支援することを目的としています。

名古屋市は、地域ブランドの育成、まちづくり、高齢者福祉、そして自治体DXの推進など多様な行政課題に対応するため、外部の専門人材を登用することを進めてきました。株式会社Another worksは、これまで全国180以上の自治体や企業に対して複業人材のマッチングサービス「複業クラウド」を提供しており、今回の業務委託もその実績に基づいて受託されました。

このプロジェクトでは、名古屋市が抱える様々な分野の行政課題に対して、名古屋城のSNSマーケター、採用イベントの企画立案コンサルタント、フォトグラファー、動画クリエイターなど、専門的なスキルを持つ複業人材をマッチングし、行政サービスの向上と地方創生を推進します。名古屋市内での業務は基本的にオンラインで進行される予定です。

この取り組みは、名古屋市が社会の変化に対応しつつ、市民生活の向上を目指すための重要な一環です。また、リニア中央新幹線の開業やアジア競技大会の開催など、名古屋市が今後迎える大きなチャンスに向けて、都市としての発展を後押しする取り組みとしても期待されています。

応募スケジュールは2回に分かれており、10月7日から第1弾の公募が始まり、10月21日に終了予定。その後、第2弾の公募は10月21日から11月4日まで行われる予定です。複業人材の登用によって、名古屋市が抱える課題解決に向けての取り組みが進んでいきます。

Another worksは、引き続き地方自治体と連携し、複業を通じて地域社会や行政の活性化を目指していくことを表明しています。

執筆：DXマガジン編集部