犬が飼い主にソフトタッチするときの心理

手を伸ばす茶の犬

1.「ねぇねぇ」と呼んでみた

犬が飼い主を「ねぇねぇ」と呼んでみたくてソフトタッチすることがあります。

ソフトタッチをした後にアイコンタクトをすると、満足そうに嬉しそうに「何でもないよ~」「ちょっと呼んでみただけだよ~」とでも言うかのように、自分の場所に戻っていく姿が見られることもあります。

2.食べ物をおねだりしている

犬が飼い主にソフトタッチするときには、食べ物をおねだりするという気持ちが込められていることがあります。

飼い主が何か食べていると必ず近づいてきてソフトタッチをしておねだりしてくる犬もいれば、飼い主が食事をしているときはおねだりに来ないものの「自分も一緒に食べられるものだ」と分かると、ソフトタッチでおねだりしてくる犬もいます。

特に、過去にもらったことのある食べ物はニオイを覚えているため「またもらえるかも」と期待しているのでしょうね。

3.「早く行こうよ!」と急かしたい

膝に両手でタッチ

犬が飼い主を「早く行こうよ!」と急かしたいとき、ソフトタッチすることがあります。

お散歩に行きたくて、逸る気持ちを抑えることができず、ガリガリと強めのタッチをしてしまうと、飼い主に痛い思いをさせてしまうかもしれない、飼い主の機嫌を損ねてしまうかもしれない、ということまで理解しているのかもしれません。

日々の飼い主との暮らしから、急かしたいときほど優しく、ソフトタッチで、と心得ているのではないでしょうか。

そうした方が上手くいく!という成功体験を積んできているということも考えられるかと思います。逆に失敗したことも覚えているのでしょうね。

4.安心したい

犬が安心したいとき、飼い主にソフトタッチすることがあります。

不安なことや怖いことがあるのではないでしょうか。飼い主に撫でてもらうことで安心したいのです。ソフトタッチした後、抱っこをおねだりすることもあります。

愛犬が何に怯えているのか、分かってあげられないこともよくあります。それが自宅の室内であれば、見当もつかないことがあるのではないでしょうか。

人間には嗅ぐことができないニオイを犬は感知します。人間には聞くことができない声や音を犬は感知します。その何者かであるニオイや声や音が、愛犬を不安にさせる原因かもしれません。

犬は飼い主がそばにいるだけでも安心します。不安そうにソフトタッチしてくるときは、優しく声をかけ、撫でてあげましょう。

まとめ

犬が飼い主にソフトタッチするときの心理を4つ解説しました。

  • 「ねぇねぇ」と呼んでみた
  • 食べ物をおねだりしている
  • 「早く行こうよ!」と急かしたい
  • 安心したい

愛犬のソフトタッチには、飼い主への様々な気持ちが込められています。ガリガリと強めのタッチをしないところには、犬の賢さと優しさが見えますよね。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬が飼い主に『ソフトタッチ』するときの心理4つ どんな理由が隠されているの?愛犬が伝えたいこととは