犬の『ベッド』の最適な洗濯頻度は?

犬用ベッドはどのくらいの頻度で洗うべきなのか迷う人は多いでしょう。一般的に、犬用ベッドはカバーが取り外しできるものは週に1回、丸洗いできるベッドも可能であれば週に1回、最低でも1ヶ月に1回は洗濯するべきです。

あまりにも長く洗濯しないまま放置してしまうと、埃や抜け毛が溜まり、細菌の繁殖などの原因にもなるため不衛生です。

ただし、犬用ベッドによっては洗濯機で丸洗いできないものもあるため、そのようなベッドの場合は、なるべく洗濯できるベッドカバーやブランケットなどを上に被せて使わせてあげると、頻繁に洗濯できて清潔な状態を維持しやすくなります。

犬の『ベッド』やってはいけないNGな洗い方3選

犬用ベッドを洗うときは、正しい方法で洗濯するのがトラブル回避に重要なポイントです。誤った方法で洗っていると、思わぬトラブルを招く恐れも…。ここでは犬の『ベッド』にやってはいけないNGな洗い方を紹介します。

1.抜け毛を取り除かずに洗濯機で洗う

犬用ベッドを洗うときは、洗う前にベッドに付着した抜け毛を取り除いておくことが大切です。普段、あまり抜け毛のない犬であっても、ベッドは付着しやすい素材で作られているため、抜け毛が意外と付いていることがあります。

抜け毛を取り除かずに洗ってしまうと、抜け毛がよりベッドの奥へと入り込んでしまったり、洗濯機で洗う場合は洗濯機の故障原因になることも…。必ず抜け毛は粘着ローラーなどで取り除いておきましょう。

2.綺麗に洗いたいからと洗剤を大量に投入する

愛犬のベッドを清潔にしてあげたいから、と洗剤を大量に投入してしまう行為は絶対にやめてください。これは犬用ベッドに限りませんが、洗剤を必要以上に投入してしまうと、洗剤残りによって細菌繁殖の原因となります。

細菌が繁殖すると、犬の皮膚に痒みが生じ、皮膚炎などを引き起こす恐れもあるので愛犬にストレスを与えてしまいます。また、不衛生なだけでなく、生乾き臭の原因にもなるので、洗剤は必ず適量を守って投入しましょう。

3.香り付きの柔軟剤で洗う

通常の洗濯では、洗濯洗剤に加えて柔軟剤を使う人が多いでしょう。しかし、犬のベッドを洗う際に香り付きの柔軟剤を使用してしまうと、犬のベッドに柔軟剤の香りが染み付いてしまいます。

犬は嗅ぎ慣れない匂いに敏感です。警戒心が働いたり、気分が悪くなったりする恐れがあり、最悪の場合、ベッドを使ってくれなくなることもあります。

したがって、香り付きの柔軟剤は絶対に使わず、ペット用の洗剤やペット用の柔軟剤を使用してあげてください。

犬のベッドを清潔に保つためのポイントや洗い方のコツ

犬のベッドを清潔に保つためには、以下のポイントや洗い方のコツを掴んでおきましょう。

  • ベッドカバーや丸洗いできるベッドは週1回の頻度で洗濯する
  • 日頃は粘着ローラーなどで抜け毛や埃を取り除く
  • 洗濯が可能か洗濯表記を確認する
  • 洗濯前に抜け毛を取り除いておく
  • なるべくペット用洗剤を使って洗濯する
  • 香り付きの柔軟剤は使わない
  • 洗い終わったら風通しの良い場所で完全に乾かす

洗い終わった後は、しっかり乾かし切らなければ細菌が繁殖してしまいます。愛犬の皮膚疾患の原因にもなりかねないので、風通しが良く日当たりの良い場所で完全に乾かし切ってください。

また、人間用の洗剤は、洗剤が残ってしまった場合に犬の皮膚に強いダメージを与えてしまう恐れがあります。そのため、なるべくペット用洗剤を使い、人間の洗濯物とは別で洗濯しましょう。

まとめ

いかがでしたか。犬のベッドはカバーが取り外せるならば週に1回、最低でも1ヶ月に1回は必ず洗濯してあげてください。また、洗う際は香り付きの柔軟剤などは使用せず、今回紹介した洗い方のコツを押さえて洗濯しましょう。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬の『ベッド』やってはいけないNGな洗い方3選 清潔に保つためのポイントや洗濯のコツまで