犬が突然甘えだすようになる原因2つ 嬉しいことだけではない?隠されている心理とは
犬が突然甘えだすようになる原因
1.要求があるとき
犬の甘える際の仕草は個体差もありますが、よく見られるのが飼い主さんへ体を寄り添わせたり飼い主さんの顔を舐めたり、ぴーぴーと鼻を鳴らしたりするなどです。前足を飼い主さんの膝や手に乗せたり、つんつんとつついてみたり、何らかの仕草で飼い主さんの気を引こうとします。
これらは子犬期に親へ行った甘えの仕草と似ていて、信頼があり親愛の情を表していたりおやつやご飯、あるいは遊んでほしいなどの要求をしたりするときに行います。飼い主がそれに気づかない場合、後追いなどの行動を見せることもあるようです。
それでも飼い主が気付かない場合、諦めて自分の寝床へ行ったり一人遊びをしたりする子も多いですが、高圧的に吠えて要求を通そうとする子もいます。
これも飼い主ならこうすればいうことを聞くだろう、という甘えがある行動ですが何でも言うことをきいては犬が自分が偉いと勘違いしてしまうので注意が必要です。
2.心細いとき
犬たちが甘えるときというのは何らかの要求をしている時だけではありません。体調が悪かったり、不安だったりする際にも甘える仕草が見られるのです。人間も体調が悪ければ心細くなるので、それと同じ心理状態なのでしょう。
しかし心細い時や不安な時の甘え方はいつもの仕草をしているようでも表情が違います。
目に力がない、いつもより呼吸が荒い、体温が高い、震えている、離れようとすると嫌がるなどの様子が見られる場合は、ひょっとすると体調が悪いのかもしれませんし、何か人間には聞こえない音などが聞こえて怖がっていたりするのかもしれません。
いつもと様子が違う甘え方をしてきた場合、体調不良や不安のストレスがどこから来るのかよく観察してあげましょう。
食事量、排泄の様子、体温チェック、全身触ってみて痛がるところがないかの確認をします。特に痛がるところの確認は口、耳、顔、首、手足、脚の付け根、腹部など確認するところが多いのですが、よく見てあげましょう。
特に異常がない場合は様子を見ますが、何らかの不安を感じていることは確かなので犬が落ち着くまでは傍に寄り添ってあげるとよいでしょう。
もし何らかの病気やケガの様子があれば、ためらわずに獣医さんを受診してください。犬の場合、具合が悪かったりどこかに痛みがあったりしてもぎりぎりまで我慢をしていることが多いため、それを飼い主に訴えるということは相当具合が良くない状態だと言えます。
甘えてきたときの対処
ただ遊びたくて、あるいは嬉しくて甘えてくるときは飼い主さんの時間が許す限り遊んであげてください。犬たちは要求が通ったことを嬉しく思い、飼い主さんへの信頼を厚くするでしょう。
体調が悪く心細くて甘えてくる場合、飼い主さんは慌てず騒がず、落ち着いて行動するとよいでしょう。飼い主さんが動揺すると犬たちにそれが伝わります。いつもと違うというだけで、犬たちは敏感に察知しそれがまた大きなストレスとなってしまうのです。
いつも通りに落ち着き、なるべく犬たちを刺激しないような声掛けをしつつ動物病院へ連れていくことをお勧めします。
まとめ
犬たちは飼い主さんが大好きです。嬉しい時や構ってほしい時に甘える以外にも、飼い主さんを信頼していると不安や心細い時にも甘える仕草を見せるようになります。
犬の病気の進行は早いです。少しでも変だなと感じた場合、様子を見ることも大切ですが迅速に動物病院を受診することも犬たちの命を守るためには大切ですね。
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