飼い主の行き過ぎた行動が愛犬を不幸に…

愛犬と過ごしていると、日に日に愛情が増していくのを感じる飼い主は多いでしょう。できることはなんでもやってあげたい、たくさん愛情を注いであげたいと思う飼い主も少なくないはずです。

しかし、あまりにも行き過ぎたお世話や行き過ぎた行動をとっていると、良かれと思ってやっていた行動が愛犬のストレスや健康悪化に繋がっている恐れもあるので注意してください。

基本的に犬は「犬らしい生活」を送らせてあげましょう。人間と全く同じようにお世話するのではなく、犬としてお世話してあげることが、実は大切なポイントになります。

犬を不幸にする『親バカ行為』5選

では、飼い主のどのような行動が犬を不幸にしてしまうのでしょうか。良かれと思ってやっている行為が、かえって悪影響を及ぼしている可能性もあるのでチェックしてみてください。

1.欲しがるだけ食べ物を与える

愛犬からねだられるだけドッグフードやおやつを与えていると、当然ですが太ってしまいます。肥満はあらゆる病気を併発させるため、結果的に愛犬の寿命を縮め、苦しめることになるのです。

また、飼い主が食べているものを欲しがる犬も多いでしょう。しかし、犬にとって有毒な食材も存在するので、与えるものや量には十分気をつけてください。

2.常に可愛い洋服を着せている

犬にとって洋服は防寒や日差し対策のために活用します。寒さの厳しい季節に散歩へ連れていく時など、屋外で洋服を着る機会は多いでしょう。

しかし、家の中でも常に洋服を着せている場合は行き過ぎです。常に洋服を着ていると、人間よりも皮膚が弱い犬たちは皮膚が蒸れてしまい、皮膚炎につながる恐れがあります。必要なタイミングのみ洋服を着せるようにしましょう。

3.過度な頻度でお風呂に入れる

私たち人間は、毎日のようにお風呂に入り、シャワーを浴びたり入浴したりします。しかし、犬は人間ではないので、一般的には1ヶ月に1〜2回が推奨されています。

毎週、あるいは週に数日など、過度な頻度でシャンプーしてしまうと、皮膚や被毛に負担をかけてしまい、皮膚炎や乾燥の原因になるので控えてください。

4.四六時中、常に一緒にいようとする

一見すると、常に愛犬と一緒に過ごすことは悪いことではないように思えます。しかし、四六時中、常に隣にいると、飼い主が隣にいることが当たり前になってしまい、いざ姿が見えなくなると短時間でも強い不安に襲われるようになります。

これは分離不安といって、飼い主の姿が見えないだけで大きなストレスを感じてしまう一種の精神疾患です。飼い主が離れるたびにストレスを感じるため、結果として犬を不幸にしてしまいます。

5.明確なルールの学習やしつけを怠る

愛犬可愛さにしつけやルールを教えることを怠り、ただただ甘やかしていませんか。実は、犬にとって頼りになるリーダー(飼い主)がいない環境は、安心できないため、常に気を張っていなければなりません。

きちんと「これはだめ」「これは良し」と明確にルールが定められることで、「この人の言うことを聞いていれば安心だ」という安心感にもつながります。したがって、一貫したしつけは飼い主にとっても、犬にとっても大切なトレーニングです。

まとめ

いかがでしたか。愛犬可愛さにやっている行為が、実は愛犬にストレスや健康不良などを招き、不幸にしているケースは少なくありません。今回紹介したような行為は意識的に改善し、愛犬を本当の意味で幸せにしてあげましょう。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬を不幸にする『親バカ行為』5選 飼い主の行き過ぎた行動や逆効果となるタブー行為まで