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動画を投稿したのは、「山ぼうしの樹犬猫の会熊本」さん。動物と人の双方の幸せのために、保護の最前線で活動されている団体です。今回お迎えしたのは、交通事故に遭ってしまった15歳の老犬「ゴン」ちゃん。事故によって腎臓がつぶれていたばかりか、骨盤骨折、尿道に穴が開く、多臓器不全など、状態はあまりにひどいものでした。血液検査の結果は真っ赤だったといいます。
飼い主さんはすぐに見つかりましたが、高齢で自身も介護を必要としており、ボロボロのゴンちゃんの面倒を見られる状態ではなかったそう。協議の末、団体で預かることにしたそうです。
回復は絶望的と思われたゴンちゃん。しかし、スタッフの丁寧なケアと愛情により、日に日に元気を取り戻していったそうです。それは、スタッフも「奇跡」だと感じるほどの生命力だったといいます。
保護されたときよりも一段と明るいになり、足取りも軽くなったころ…。スタッフからゴンちゃんに、素敵なクリスマスプレゼントが贈られました。
スタッフがゴンちゃんにプレゼントしたのは、なんと一時帰宅!すっかり元気になったゴンちゃんを、本来の飼い主であるおじいちゃんに会わせてあげたかったのだといいます。
そしてついにやってきた再会の日、そこには嬉しそうにおじいちゃんに駆け寄るゴンちゃんの姿が…。見違えた愛犬の姿を見て、おじいちゃんも手押し車から手を離して思わず腰を下げたそう。2人の久しぶりの抱擁に、スタッフも涙が出て止まらなかったといいます。
この日のために一生懸命回復したゴンちゃんはもちろん、おじいちゃんもまた、こんな日が来ることを支えに日々を過ごしていたのかもしれませんね。
涙なくして見られない投稿には、「おじいちゃんも、感謝いっぱいだと思います」「本当に頭が下がる思いです」「これからも益々幸せになってほしい」など、多くのコメントが寄せられています。今は動物も家族同然。当たり前に助け合える社会にしたいものですね!
Instagramアカウント「inu_neko_yamaboushinoki」には、さまざまな保護犬の物語がたくさん投稿されています。是非チェックしてみてくださいね!
写真・動画提供:Instagramアカウント「inu_neko_yamaboushinoki」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。