犬がしている『寂しいサイン』に気付いてあげて!飼い主に伝えている5つの仕草や行動とは?
️気づいてあげて!犬がしている「寂しいサイン」
犬も人間同様に、その性格には個体差があります。飼い主さんに甘えたいし構って欲しいのにそれを上手にアピールできない犬も存在します。
そういう犬は、寂しい気持ちをおさえられずに「寂しいサイン」を見せていることがあります。一見寂しがっているようには見えないサインもあるため、もしかしたら飼い主さんはそのサインだと気付けていないかもしれません。
そこで今回は、犬がしている「寂しいサイン」について解説します。愛犬の本当のキモチに気付いてあげられるように確認しておきましょう。
1.飼い主さんの後を追いかける
幼い子どもがお母さんの後追いをするように、犬がずっと後をついてきて離れない。お風呂やトイレに入っているとドアの前でじっと待っていて、出てくると大喜びする…。
このような行動は、犬からの「寂しいサイン」なのです。寂しくて飼い主さんとずっと一緒にいたいから、飼い主さんの後を必死に追いかけていくのです。
2.問題行動を起こす
要求吠えや破壊行動など、一見ただの問題行動に見えます。しかし、その裏には寂しさゆえのストレスが隠されている場合があります。
犬は、寂しくて飼い主さんにかまってほしいあまりに、飼い主さんの気を引こうとして問題行動を起こすのです。
3.ストレスサインを出す
犬には、「カーミングシグナル」と呼ばれるストレスサインがあります。これは、犬が不安や緊張を感じたときに相手や自分を落ち着かせるためにとる仕草や行動です。
具体的には、下記のようなものが犬のカーミングシグナルとしてよく知られています。
- 前足をしつこく舐める
- 首の辺りを掻く
- 自分のしっぽを追いかける
- あくびをする
- お腹を見せる
もし愛犬がこのような仕草を見せたら、寂しいあまりにストレスを感じている可能性があります。
4.食欲がなくなる
寂しさで不安やストレスが溜まると、犬の身体的にも影響が現れることがあります。
突然食欲がなくなってごはんを食べなくなったり、ひどいときには下痢や嘔吐を引き起こす場合もあるのです。
このようなときは、まずは動物病院の受診をおすすめしますが、それでもあきらかな疾患が認められない場合には精神的なものを疑ってみるべきでしょう。
5.ふてくされる
寂しいのに飼い主さんがかまってくれない状況が続くと「もういいよ」とふてくされてしまう犬もいます。
名前を呼んでいるのに反応しなかったり、クレートやベッドの中に引きこもってしまったり、あえてひとりになろうとしたり、というような行動がそのサインです。
愛犬がふてくされておへそを曲げてしまう前にケアしてあげたいところです。
️愛犬に寂しい思いをさせないために
日々の生活に追われて、愛犬との時間が十分に取れないこともあるかもしれません。
しかし、愛犬と一緒に暮らしているからには、できるだけ寂しい思いをさせないことが飼い主さんの責任でもあります。
こまめに声かけをする
まとまった時間がとれない場合でも、「おはよう」「おやすみ」などのあいさつやちょっとした声がけを意識的に行うだけで、犬の寂しさはだいぶ和らぎます。
声かけは愛犬の目を見て、スキンシップも伴うとベストです。愛犬が(自分の存在を無視されていない)(自分のことを気にしてくれている♪)と感じられることが大切です。
遊べるときには思いっきり遊ぶ
平日は仕事や学校であまり遊んであげられないかもしれませんが、そのぶん、お休みの日や遊ぶ時間がとれるときには全力で思いっきり遊びましょう!
「今は遊べないけど、違う日に遊んでくれる」とわかれば、愛犬の寂しい思いも最小限で済みます。
️まとめ
今回は、犬がしている「寂しいサイン」について解説しました。
かわいい愛犬に寂しい思いをさせることは、飼い主さんも本意ではないはず。愛犬の寂しい気持ちが爆発してしまう前に、飼い主さんができるだけ早くそのサインに気付いて対処してあげることが大切です。
寂しさを一緒に解消して乗り越えることができれば、きっと愛犬との絆もいっそう深まりますよ。
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