愛犬がご飯の器をひっくり返そうとする心理

食事の前や食後などに、愛犬が器をひっくり返すと驚きと同時に「どうしたの?」と気になりますよね。フードやお水が入っているなら、こぼれてしまって大変です。

ではなぜ愛犬は器をひっくり返そうとするのでしょうか。

そこで今回は、愛犬がご飯の器をひっくり返そうとする心理について解説します。

1.遊んでいる

お皿をひっくり返した時に鳴る「カラーン」という音や、お皿がグラグラする状態は、犬の好奇心をくすぐるものです。とくに子犬であれば、遊び道具のひとつとして捉えてしまうでしょう。

楽しそうに何度もお皿をひっくり返している様子なら、ただ遊んでいるだけである可能性が高いです。

2.飼い主の気を引くため

お皿がひっくり返る音は、飼い主さんの注意を引くのにちょうどいいアイテムです。もしかすると、「遊んで欲しい」「甘えたい」といった心理状態なのかもしれません。

愛犬がお皿をひっくり返して飼い主さんの方を見ている場合は、何らかの要求がある可能性があります。ただ、その状況で応じてしまうと癖になるため、適切な対応を取ることが大切です。

3.食事に不満がある

もしかすると、フードやご飯に不満があってお皿をひっくり返している可能性もあります。ひっくり返すつもりはなくても、お皿を遠ざけたかったのかもしれません。

おやつを与えすぎてしまい、フードを嫌がるケースもあります。「おやつちょうだい!」と訴えている場合は、注意が必要です。

体調不良による食欲低下がないか、今一度よく観察をしてみましょう。その上で、食事に不満があるのか、食欲がないのか判断するとよいですね。

愛犬がご飯の器をひっくり返そうとする際の対処法と注意点

犬が器をひっくり返してお困りの飼い主さんは、次の対処法を参考にしてみてください。注意点も合わせてチェックしましょう。

食器を変える

食器をおもちゃのようにして遊ぶ場合は、簡単にひっくり返らない重いタイプに変えるのもひとつの方法です。また、愛犬にとって食べにくい器ではないのかよく確かめてみてください。

ひっくり返しを防ぐ、陶器製の重い器もチェックしてみましょう。動かせないように、ケージに取り付ける便利なアイテムも見つかります。

食事内容を見直す

ご飯に不満がある様子であれば、食事内容を見直してみてください。急にフードを一新すると体調不良に見舞われる可能性もあるため、1〜2週間ほど時間をかけて変更することが大切です。

また、食事時間を守るようにしましょう。食事を出してから30分以上経っても食べない場合でも、片付けてしまいます。

決まった時間に食べないと空腹になることを覚えさせ、食事にメリハリをつけましょう。

反応しない

愛犬が器で遊んでいても、それに対して笑ったり、叱ったりしないことが大切です。

飼い主さんが反応してしまうと、(器で遊べば、飼い主さんに遊んでもらえる♪)と愛犬が勘違いしてしまうことがあります。そのため、過剰反応せずにできるだけスルーをしましょう。

病気の可能性も考える

食事が原因というよりも、食欲がない様子であれば早めに獣医師に相談しましょう。

下痢や嘔吐がないかもよく観察を行い、気になることがあればメモや動画を残しておきます。

愛犬の行動に注意する前に、ぜひ体調不良がないかよく観察を行ってください。その上で、何が原因なのかを確かめることが大切です。

まとめ

今回は、愛犬がご飯の器をひっくり返そうとする心理について解説しました。

愛犬がご飯の器をひっくり返す時は、よく原因を確かめましょう。そして、飼い主として正しい対応を取ることが大切です。

もし愛犬がご飯の器をひっくり返そうとして食事を食べない場合は、病気の可能性を考慮して早めに獣医師に相談しましょう。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 愛犬がご飯の器をひっくり返そうとする3つの心理とは ケース別の対処法から注意点まで徹底解説