犬に携わる職業の平均収入

【写真:獣医師に診察される犬】163001692

一般労働者の平均賃金はどれくらいだと思われますか?

2024年1月に厚生労働省が発表した、2023年の賃金構造基本統計調査によると、月31万8300円で、過去最高を更新したそうです。また、大卒以上(平均年齢41.6歳)の2023年の平均年収は、710.5万円とされています。2022年に比べて減少したのだそうです。

男性と女性とでは、平均年収に320万円ほどの差があり、昇進や昇格のスピードの差によるものだとされています。

では、犬に携わる職業の平均収入はどれくらいなのでしょうか。これから犬に携わる仕事に就きたいと思われる方、ご興味のある方はぜひチェックしてくださいね。

獣医師の平均収入

2022年に厚生労働省が発表した、賃金構造基本統計調査によると、獣医師の平均年収は547万円ほどだそうです。高水準であると言えるのではないでしょうか。

人間を診療する医師の年収は1000万円を超えることがあるそうですが、獣医師の年収がその半分ほどである理由は、ペットの数に比べて獣医師の数があり余るからであるとされています。

しかし、地域によっては「動物病院が近くにない」「獣医師が一人しかおらず待ち時間が長い」などの問題もありますよね。

働く場所、勤務する動物病院、開業医、その町に暮らすペットの数などが、獣医師の平均収入に大きく影響することがあるのではないでしょうか。

トリマーの平均収入

2023年に厚生労働省が発表した、賃金構造基本統計調査によると、トリマーの平均年収は394万円ほどだそうです。専門的な技術を必要とする職業であるにも関わらず、決して高水準であるとは言えません。

平均年収は280万円ほどで、アルバイトとして働くトリマーの時給相場は1000円ほどであるとされています。

トリマーの収入は、正社員であるかアルバイトであるかということよりも、「働く場所」によって差が生じやすいようです。

動物病院で働くトリマー、ペットショップやトリミングサロンで働くトリマー、個人経営をされているトリマーなど、「トリマー」といってもその職場環境はさまざまです。

小規模の動物病院なのか、大規模な動物病院なのか。田舎のトリミングサロンなのか、都会のトリミングサロンなのか。このような違いでも、トリマーの平均年収には大きな差が生じることがあるのではないでしょうか。

愛玩動物看護師

2023年に厚生労働省が発表した、賃金構造基本統計調査によると、愛玩動物看護師の平均年収は317万円ほどだそうです。

愛玩動物看護師は、2022年5月1日に施行された、愛玩動物看護師法により、獣医師と同じく国家資格を取得しなければ名乗ることができません。

専門的な知識や技術を必要とする職業であり、採血や投薬などの業務も任されるようになりましたが、平均収入は決して高水準であるとは言えません。

勤め先である動物病院によって大きな差が生じるため、小規模でも安定した経営を行っている動物病院に勤めることが、収入アップに繋がるのではないでしょうか。

また、愛玩動物看護師としての就職先は動物病院だけではありません。思い浮かべやすいのは動物園や水族館でしょうか。

まとめ

今回は、犬に携わる3つの職業の平均収入を解説しました。

特別な知識や技術や資格を持っていなくても、犬に携わる職業に就くことは可能です。ドッグカフェの店員、ペットシッター、ペットショップでの飼育管理などが人気のようです。

犬と暮らしていると、犬に携わる職業に就くことに一度は憧れを抱くものですよね。

あなたはどんな犬に携わる職業に就きたいですか。「犬に携わるちょっと変わった職業に就いているよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。


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情報提供元: わんちゃんホンポ
記事名:「 犬の獣医師やトリマーの年収ってどのくらい?犬に携わる職業の平均収入とは