多頭飼いに向いていない犬『4つの特徴』不向きと言われている理由や共通点まで
多頭飼いに向いていない犬の「特徴」
愛犬が寂しくないようにと、新しく犬を迎えようかと考えることがあるのではないでしょうか。
多頭飼いは、愛犬を幸せにすることもあれば、幸せにできないこともあるため、慎重になるべきです。多頭飼いには、疑問もあれば、不安や心配もあるかと思います。新しく犬を迎えるための準備として、事前に少しでも解消しておきたいですよね。
そこで今回は、多頭飼いに向いていない犬の「特徴」を解説しますので、愛犬に当てはまるものはないか、考えてみましょう。
1.甘えん坊
甘えん坊な犬は、多頭飼いに向いていないと言えます。
常に飼い主にベッタリで甘えん坊な犬は、他の犬にヤキモチを妬いてしまいやすいです。他の犬が飼い主に甘えているとき、嫉妬心から攻撃的になってしまうことがあります。
常に飼い主にベッタリで甘えん坊な犬は、飼い主への依存心が高いです。他の犬に取られてしまったと感じたとき、分離不安症などの心の病気を発症してしまうことがあるかもしれません。
甘えん坊な犬には飼い主を独り占めさせてあげた方が幸せな気持ちで暮らせるでしょう。
2.興奮しやすい
興奮しやすい犬は、多頭飼いに向いていないと言えます。
先住犬と後輩犬のどちらも興奮しやすい犬であった場合、お互いがケガをしてしまうことがあります。骨折などの大きなケガに繋がりやすいです。
どちらか一方が興奮しやすい犬であった場合、もう一方の犬にケガを負わせてしまうことがあります。
興奮して暴れる犬たちを止めようとした飼い主や家族がケガを負ってしまうこともあるでしょう。
とくに他の犬からの刺激によって興奮しやすい犬は、多頭飼いには向かないでしょう。
3.年齢が離れすぎている
年齢が離れすぎている犬同士は、多頭飼いに向いていないと言えます。
体力が衰え、活動量が減り、のんびりと過ごすことを好むシニア犬の元に子犬を迎えたらどうなるでしょう。子犬の若さに刺激を受けて元気や気力が高まるのでは…と期待するかもしれません。
実際にはなかなか難しいです。子犬の元気さがシニア犬のストレスになってしまい、「こっちに来ないで!」と、吠えて追い払うなどすることがあります。
拒否することができないシニア犬である場合、体力的にも精神的にも疲れがたまってしまい、体調を崩してしまう原因になることもあります。
子犬の元気さや若さがシニア犬にとって良い刺激になるかどうかは、シニア犬の性格や健康状態などを考慮し、しっかり見極める必要があるでしょう。
4.体に不自由がある・持病がある
体に不自由がある犬、持病がある犬は、多頭飼いに向いていないと言えます。
飼い主の手厚いサポートを必要としています。お世話に必要な時間・体力・精神力・お金など、不自由や持病のある犬に全てを注いであげられる方がよいのではないでしょうか。
飼い主や家族への負担が増える可能性も考えなければなりません。
新しく犬を迎えたことで、症状が悪化してしまっては可哀想ですよね。寿命を短くしてしまうことだってあるでしょう。
まとめ
多頭飼いに向いていない犬の特徴を4つ解説しました。
- 甘えん坊
- 興奮しやすい
- 年齢が離れすぎている
- 体に不自由がある持病がある
相性が合わずに喧嘩が絶えなかったことで、ケージに閉じ込めていなければならなかったり、別々の部屋で暮らさなければならなかったりすることがあります。
仲良く一緒に遊んだり、同じベッドで眠ったり、一緒にお散歩をするなど、思い描いていた理想とは真逆になってしまうこともあります。
愛犬が多頭飼いに向いていない犬の特徴を持っているときは、1匹で暮らした方が幸せかもしれません。
1匹でも寂しい思いをさせることがないよう、おともだち犬を作ったり、お留守番の時間を減らしたりなどするとよいのではないでしょうか。
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