『イヌ科』の動物5選 意外と知られていない種類も?主な特徴まで解説
「イヌ科」の動物
「イヌ科」の系統は大きく分けると4つに分類され、普段見たり接したりしている「犬」とは程遠い印象の動物も属しています。実際、細かい種類も含めると、数え切れないほど多くの動物が属しています。
そこで今回は、「イヌ科」の代表的な動物と変わった動物の中から5選をご紹介します。
1.オオカミ
犬の祖先と知られる「オオカミ」は、イヌ科の中で最も体の大きい動物です。
獲物を捕えるための強靭な筋肉と発達したあごを持ち、釣り上がった鋭い目が特徴的です。
オオカミに一番近い犬種としてはウルフドッグがありますが、シベリアンハスキーも顔や体つきが近いです。日本犬の中でも、秋田犬や柴犬がオオカミに近いと言われています。
2.キツネ
イヌ科の動物に「キツネ」も属しており、犬と猫の両面に似た体型や性質を持っています。
日本でも野生のキタキツネやホンドギツネが確認され、オオカミのように群れではなく、単独または夫婦で行動するところが特徴です。
細いつり目で、犬よりも尖った耳や長いしっぽを持っています。夜行性でジャンプ力もあり、走るスピードもかなり早いです。
3.タヌキ
意外かもしれませんが、「タヌキ」もイヌ科に属する動物です。
体長は50cm〜70cmと中型犬程度で、コロンとした太めの体つきをしています。
水辺や森林での生活に適しており、現在も人間の住処にほど近い場所で野生のタヌキは生息しています。
4.ジャッカル
日本ではほとんど見かけませんが、「ジャッカル」という動物もイヌ科に属します。キツネのような尖った耳を持ちながらも、毛色や体型はハイエナに近いです。
オオカミにも似ていますが、小動物のほかに昆虫や果物なども食べる雑食である点が異なります。
なお、ジャッカルは日本では飼育できない特定の禁止動物に指定されています。
5.リカオン
「リカオン」はサバンナや草原に生息し、『アフリカの狩猟犬】と呼ばれています。
体型は中型犬に近いですが、大きな丸い耳や黒・白・茶が入り混じった毛色が異なります。
オオカミのように群れで暮らし、狩りを得意とするイヌ科の動物です。近年は絶滅の危機にひんしており、生息数が減少していると報告されています。
まとめ
地球上に生息する動物は、それぞれ進化をとげて今の姿になっています。今回は「イヌ科」の動物を5種ご紹介しましたが、同じ系統に属する動物は他にも存在します。
ご興味があれば、愛犬の原産国やルーツについてたどってみてください。面白い事実が発覚するかもしれませんよ。
■関連記事
・『柴犬があなたに…』ご利益ありそうな"神々しすぎる光景"が46万再生を突破「憂鬱な気分吹き飛んだ」「笑ったw」海外からも反響続々
・飼い主から愛されている犬の特徴5選
・犬が見せる『ストレス限界サイン』3選!こんな行動をしていたら必ず対処して!
・犬が飼い主に体をこすりつけるときの心理とは?状況から考えられる病気も
・『絶対にブラッシングされたくないハスキー犬』…まるで"マグロ漁"ばりの捕獲をされ撃沈する光景が318万再生「すぐ捕まってて草」と爆笑の声