犬の『体調不良』はウンチを見たらわかる?健康状態を判断する方法と病気のサイン
犬の健康状態は日常のあらゆる出来事から判断できる
皆さんは愛犬の健康状態を日常的にチェックしていますか。犬は言葉で伝えることができないので、飼い主がさまざまな方法で愛犬の健康を確認する必要があります。
犬の『体調不良』は、基本的に普段と比べて「おかしいな」といった違和感を覚えるところから発見されるケースが多いです。
些細な異変でも「実は病気のサインだった」という事例も珍しくありません。少しでも不安に感じる変化が見られる場合は、かかりつけの動物病院で診てもらいましょう。
犬の健康状態を判断する方法や病気のサインを解説
では、犬の健康状態を判断するためには、どのような方法や見極めポイントを重視すべきなのでしょうか。ここでは犬の健康状態を判断するポイントや病気のサインを解説します。
1.行動パターンや仕草の変化
犬の健康状態は、普段の行動や仕草からチェックすることもできます。行動や仕草で判断する場合は、日頃から愛犬の行動パターンやよく見せる仕草を確認しておくことが重要です。
例えば、普段は活発な犬が1日を通してぐったりと同じ場所で寝込んでいる場合は、様子がおかしいと感じるでしょう。他にもいつもより呼吸が荒かったり、違和感のある歩き方をしている場合も体調不良や怪我のサインかもしれません。
このように何気なく見た時に「あれ?おかしいな」と感じる異変は見逃さず、かかりつけの動物病院に相談するべきでしょう。
2.排泄物
排泄物は犬の健康状態を知るためのバロメーターになります。そのまま捨ててしまうのではなく、まずは毎日の排泄物の状態を観察してみましょう。
おしっこの場合、おしっこに血が混ざっていたり、キラキラとした光る粒状のものが混ざっている場合、病気や体調不良の可能性が疑われます。また、色が濃すぎたり、おしっこの頻度が高いという場合も注意しましょう。
ウンチの場合は、いつもより色がドス黒かったり軟便だったり、原型のない水様便の場合は注意が必要です。病院へ連れて行く際は、ウンチを乾燥しないようにラップやビニール袋入れて持っていくと、より正確に症状を判断してもらえます。
3.目や鼻などの体の部位に異常はないか
体の部位に異常がないか確認することも、日々怠らないようにしてください。特に目や鼻は、犬の健康状態が分かりやすく反映される部位なので、スキンシップなどの際に確認すると良いでしょう。
例えば、目ヤニが以前よりも多く分泌されていたり、白目が赤や黄色に変色している場合は異常が認められます。他にも犬が目を気にする素振りを見せている時も病院で診てもらうと安心です。
また、基本的に犬の鼻は少しだけ湿った状態が正常と言われています。完全に乾き切っていたり粘り気のある鼻水が出ている場合は、体調不良の恐れがあるので病院に連れて行きましょう。
4.スキンシップから異変を判断
犬の病気を早期発見するためには、日頃からスキンシップを取ることで体の異常をいち早く見つけることが重要だと言われています。
例えば、触れている最中に「全体的に脂肪がついている気がする」と感じることはありませんか。肥満はさまざまな病気の原因になりますので、早めに肥満対策を講じましょう。
また、触れた時にシコリや傷などを見つけることもあるでしょう。これも病気のサインである可能性が疑われます。このように怪我や病気のサインをいち早く発見するためにも、毎日スキンシップの時間を欠かさないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬の『体調不良』は、日々何気ない行動やスキンシップから見つけることができます。今回紹介した判断方法や病気のサインを参考に、毎日愛犬の様子を観察し、体調不良や病気をいち早く発見できるよう心がけましょう。
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