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このようなときは、一度犬が冷静になれるように距離を置くことが必要です。
ただし、毛が逆立つのは強い興奮状態になっていて、自然と逆立つものなので、必ずしも怒っているときだけに起こるものではありません。遊んでいる最中に楽しくなりすぎたり、緊張したりして毛が逆立つこともあるので、そのときの表情や態度から感情を読み取るようにしましょう。
犬が攻撃行動を起こそうと思っているとき、体の重心が前にかかり前傾姿勢になります。不安や恐怖を感じているときは、いざというときに逃げ出せるように腰を引いた状態でいることが多いですが、臨戦態勢の場合はその逆になるのです。
犬が唸ったり、牙をむき出しにしたりしているとき、前傾姿勢になっていたり姿勢を高くしていたりする場合は、攻撃性が高まっていると考えられます。こうした緊張感を持っているなかでは、ちょっとした刺激で本気で攻撃してしまうことがあるので接し方に注意が必要です。
急な動きを見せたり、大きな音を立てたりすることは控え、一度クールダウンさせるために距離を置くようにしてください。
多くの犬は、自分から積極的に攻撃行動を起こしたいとは考えていません。
しかし、自分の身を守るためや恐怖から逃れるためなどに、本気噛みなどの攻撃行動を起こすこともあります。
犬が本気噛みをする前には、必ず何らかのサインを出しています。この記事で紹介したような前兆を決して見過ごさないようにして、大きなトラブルが起こらないようにしましょう。