犬にとって悪影響のある『ご褒美』4選　与えてはいけないと言われる理由と適切な与え方とは？

愛犬へのご褒美…何を与えるべきか迷うことも

愛犬にご褒美を与える際、皆さんは何を与えていますか。犬用のおやつや鶏のささみをゆがいたものなど、ご家庭によってご褒美として与えるものは違うと思います。

しかし、ご褒美として与えるものを間違えてしまうと、愛犬の健康やしつけの面に悪影響を及ぼす恐れもあるので注意が必要です。

また、ご褒美も一度に大量に与えるのではなく少量のみにするなど、正しい与え方を覚えておくことも大切です。

ご褒美によっては、犬に悪影響を及ぼしてしまう恐れもあります。ここでは、犬にとって悪影響のある『ご褒美』とその理由を解説します。

人間用のお菓子は糖分や塩分が多く含まれているため、犬の健康に悪影響を及ぼすリスクが非常に高いです。さまざまな病気の発症原因となったり、肥満の原因となります。

また、お菓子の内容によっては消化不良を引き起こしたり、刺激が強すぎてしまい腹痛や下痢、嘔吐などの症状を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。

犬用のお菓子や食品として販売されているものであっても、1つのカロリー摂取量が高い食品は、ご褒美として適していません。

例えば、最近では犬用ケーキやスイーツなどが販売されていますが、これらは1つを食べ切るのに多くのカロリーを摂取します。またお腹も膨れるため、ドッグフードを食べなくなる原因にもなりかねないので気をつけましょう。

犬にとって有毒な成分が含まれている食べ物は多く存在します。

このような食べ物は犬が摂取してしまうと体調不良を引き起こしたり、摂取量によっては死に至る危険性もあります。絶対に与えないでください。

犬へのご褒美として「褒める」行為はとても良いご褒美と言えます。しかし、飼い主側があまりにも興奮した様子で大袈裟なリアクションで誉めてしまう場合は、褒め方を考え直すべきかもしれません。

飼い主が大きな声や甲高い声で大袈裟なほど褒めてしまうと、犬はそのリアクションに興奮してしまいます。興奮しすぎると犬の体への負担にもつながりますし、次回から同じようなリアクションを求められてしまう恐れがあるので注意が必要です。

基本的に犬を褒める際は「すごいね！」「よくできたね！」と言葉と笑顔、そしてスキンシップで褒めてあげる方法が望ましいでしょう。

しかし褒めるだけでは特別感が薄れるため、何回かに1回は少量の犬用おやつを与えることをおすすめします。毎回与えてしまうと、もらえなかった時に「なんで？」と不満に感じてしまいますし、肥満の原因になる恐れがあるので注意が必要です。

与える量は基本的に1粒程度にとどめ、与えすぎないよう注意が必要です。あくまで「褒める」行為にささやかなご褒美を加える…というスタンスを崩さないようにしましょう。

いかがでしたか。犬を褒めることは絆を深めたり自己肯定感を上げるためにも必要なことです。しかし、与えるご褒美によっては悪影響を及ぼす恐れがあるので、今回紹介した情報を参考に改めてご褒美の与え方を考えてみましょう。

情報提供元：わんちゃんホンポ