犬を怯えさせてしまう『見た目や服装』とは?怖がらせないように意識すべきポイント
犬を怯えさせてしまう見た目や服装
人の見た目や服装が犬を怯えさせてしまう原因になることがあります。
(どうしてあの人にだけいつも吠えるんだろう…?)と感じたことはないでしょうか。いつもと違う見た目や服装をした飼い主を警戒して吠えた、ということはありませんでしたか。
訪問先の犬に吠えられたとき、(こんなに犬が大好きなのに!)と、悔しい思いをされたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どんな見た目や服装が犬を怯えさせてしまうのか、怖がらせないように意識すべきポイントを解説します。
1.作業服
作業服を着ていると、犬を怯えさせてしまうことがあります。
飼い主や家族などの身近な人の中に作業服を着る人がいない場合、見慣れない服装をしている人に対して、警戒心を強めてしまうのでしょう。
どのご家庭にも訪問される作業服を着ている人と言えば、郵便局員さんや配達業者さんです。バイクやトラックなど、大きなエンジン音を轟かせながらやって来ます。
皆さん急いでいらっしゃいますから、急ぎ足や小走りで敷地内に入って来られます。このようなことも作業服を着た人を犬が怖がる理由なのではないでしょうか。
我が家の愛犬は、郵便局員さんの中で吠える人と吠えない人を分けているようです。いつも笑顔を向けてくれる人や「わんちゃん!」と声をかけてくれる人には吠えません。一方、無表情で犬と目を合わせたり、無視したりする人に対しては、激しく吠えてしまうことがあります。
もし犬に吠えられたくない場合は、犬を怖がらせないように意識すべきポイントなのではないかと思います。
2.体が大きい
ふくよかであることや背が高いことなど、体が大きいことで、犬を怯えさせてしまうことがあります。
目線の低い犬にとって人は、ただでさえ人間はまるで巨人です。私たちがゾウやキリンを目の前にすることと同じなのではないでしょうか。とくにチワワやポメラニアンなどの超小型犬にとっては、小学生の子供も巨人に見えてしまっているのではないかと思います。
犬を怖がらせないように意識すべきポイントは、犬の目の前にしゃがみ、少しでも体を小さく見せることです。
動物が敵を威嚇するとき、羽を広げたり、立ち上がったり、体を大きく見せようとすることがありますよね。犬を怖がらせてしまったときは、その逆の対応をするとよいのです。
3.傘を持っている
雨傘や日傘を持っていると、犬を怯えさせてしまうことがあります。
とくにワンタッチ式の傘を怖がる傾向にあります。手元にあるボタンを押すだけで開くタイプの傘ですが、開くときのバサッという音を警戒したり怖がったりします。
犬を怖がらせないように意識すべきポイントは、傘を地面に置くことです。傘を手に持ったまま犬に近づくと、威嚇されたり、攻撃されたりすることがありますので注意しましょう。
犬の近くで傘をさすときは、傘を犬に向けないこと、音を立てないように手を添えてゆっくり開くなど配慮してあげるとよいと思います。
4.ヘルメットをかぶっている
ヘルメットをかぶっていると、犬を怯えさせてしまうことがあります。
日頃からヘルメットをかぶっている人が身近にいないのでしょう。見慣れない姿をした人に警戒し、吠えることがあります。
郵便局員さんなど、わざわざヘルメットを外すことができない方もいらっしゃると思いますが、怖がられてしまいやすいのではないでしょうか。
犬を怖がらせないように意識すべきポイントは、目元が見えるようにすることです。真っ黒のフルフェイスで目元も顔も全く見えない状態であると、犬を怖がらせてしまいます。
ヘルメットを外すことが難しい場合には、目元を見せてあげると、警戒心を解いてくれるかもしれません。
まとめ
犬を怯えさせてしまう見た目や服装を4つ解説しました。
- 作業服
- 体が大きい
- 傘を持っている
- ヘルメットをかぶっている
「犬が大好きなのにいつも吠えられる…」など、犬が自分を見て怖がっていると感じられるときは、犬を怯えさせてしまう見た目や服装をしていないかどうか確認してみてくださいね。
文中で書いたように、犬の近くで走ったりせず、目線を下げて体を小さく見せるなど、ちょっとした工夫で怖がらせないようにできる場合もありますので試してみることをおすすめします。
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