犬にとっての『飼い主』は恋人?友人?愛犬の持つ印象に「なるほど」「その子にもよるのかな」共感の声
犬と人間の歴史は長い
犬と暮らしている方であれば、一度は「愛犬は私のことどう思っているのかな?」「この子は今幸せかな?」「どんなことを考えているんだろう?」などと考えたことがあるのではないでしょうか?
犬は地球上の生き物のなかで初めて人間と暮らし始めた生き物。太古の昔は狩りのパートナーとして、そして現在は大切な家族また私たち人間のために働いてくれる使役犬として、欠かすことのできない存在となっています。
人に飼われている犬にとって飼い主さんの存在は、どんな存在であったとしてもとても大きな存在です。基本的には親犬や群れの仲間と感じていることが多いようですが、関係性や個体の性格によっては、まるで恋人や友人を思わせるような仕草を見せることも多くあります。
犬にとって『飼い主』は群れの仲間
本来群れの仲間達と生活していた犬にとって、飼い主さん家族は「母犬や群れの仲間」と認識していると考えられます。犬の性格やその時の状況や気分によって、恋人のような仕草を見せることもあれば、友人のような行動をとることもあるようです。
1.甘えん坊な性格の犬は恋人っぽい
甘えん坊な性格の犬であれば、いつでも飼い主さんにぺったりとくっついていたいもの。飼い主さんが座るとそっと身を寄せるように隣に座ってきたり、いつも熱い視線を注いできたり、甘えるように身体の一部にアゴを乗せてくる姿はまるで恋人のようですよね。
甘えん坊な性格の犬は愛情表現も豊かなため、いつも添い寝してきたりおはようとおやすみのキスを欠かさな子もいるようです。
2.全力で遊ぶ時は友人のよう
もちろん「群れの仲間」という存在でもあるので、楽しい時間を共に過ごしたり全力で一緒に遊んだり、飼い主さんを心配している時は友人のように感じることもあるかと思います。
飼い主さんの具合が悪い時や泣いている時に、そっと寄り添ってくれることはありせんか?これは心配しているのと同時にきっと慰めてくれているのでしょう。
小さなお子さんがいるご家庭では、お子さんに少し強めに触られたり被毛を引っ張られたりしても、ジッと我慢する犬もいますよね。これは「守るべき存在」と理解しているからだと思われます。
特に小さなお子さんにとっては「愛犬」は「一番の親友」になり、お互いにとって特別な存在なっているはずです。
犬にとって理想的な飼い主とは
犬にとって飼い主さんは母犬であり群れの仲間達、また信頼できる絶対的な存在でもあります。犬が幸せに過ごせるかどうかは飼い主さんの力量にもかかっているところ。
信頼関係をしっかりと築き上げ、愛犬が飼い主さんのことを心から信頼し、愛情で繋がることが出来るような関係性が理想的になります。
1.しつけをしっかり行う
犬を迎え入れたら必ず必要になるのが「しつけ」ですよね。迎え入れてからすぐにスタートする「トイレトレーニング」から「咬む」「吠える」など、トラブルに発展してしまいそうな行動を「イケない」と教えるトレーニングまで様々です。
犬にしつけをする理由は、犬と人が人間社会で安全に暮らすことが出来るようにするため。愛犬と飼い主さんが安心して暮らすことももちろんですが、周囲の方々に迷惑をかけないためにも必ず必要です。
また「マテ」や「呼び戻し」は、愛犬自身の安全を守るためにも出来るようになっておいた方がよいこと。最低限のしつけをしっかりとしておきましょう。
2.犬の勉強をする
犬と暮らしていくのであれば、犬の勉強をたくさんして知識をつけていきましょう。犬の知識が豊富になれば言葉が通じない愛犬であったとしても、ボディランゲージで愛犬の気持ちを察してあげることが出来ます。愛犬の気持ちを理解してあげることができると、信頼関係も築きやすくなります。
また犬の健康に関する知識を身に付けると、ちょっとした愛犬の体調の変化に気づいて対処してあげることも可能です。愛犬を守るためにもたくさん犬の勉強をしましょう。
3.ケアを怠らない
皮膚や被毛の状態をしっかりチェックする、歯磨きを怠らないなど愛犬の健康管理をしっかりすることも大切。
日頃から愛犬の健康状態に合わせた良質なご飯を与え、運動も欠かさず心身ともに愛犬の健康を維持してあげましょう。定期的な健康診断も受けておくとベストでしょう。
まとめ
犬にとって飼い主さんは、母犬や群れの仲間達のような存在になっているはずです。個体の性格によって愛情表現の仕方は少し異なるかもしれませんが、基本的に犬は飼い主さんのことが大好きです。愛犬の気持ちを理解し、愛情をたくさん与えながら暮らしていきましょう。
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