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この時、扇の開いた側が交互になるように糸を通しましょう。
16枚の扇形のフェルトを全て糸に通したら、もう一周同じように糸を通します。
2週目の糸を通し終えたら、ギュッときつく引っ張って糸の先を結び、フェルト玉の形を整えたら完成。
DIYに慣れていない飼い主さんも、簡単に作れるノーズワーク用おもちゃ作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
手作りの注意点は、市販のおもちゃに比べ耐久性が低いので破れたり壊れやすいこと。愛犬が噛んで部品を誤飲してしまわないよう、遊んでいるときは目を離さないようにしましょう。
お家で手軽に遊べるノーズワークには、様々なメリットがあります。
ノーズワークは、激しい運動の必要がなく、においを探ることを目的とした比較的動きの少ない遊びです。
体力が衰えてきた老犬や、足腰が悪く運動することが難しい障がいを持った犬でも楽しむことが出来ます。
トレーニングや他のドッグスポーツなどは、飼い主が犬に教えながら進めていきますが、ノーズワークは犬の本能を使った遊びなので、犬が主体となって飼い主と一緒に遊ぶことができます。
「うちの子はを何をやってもしつけがうまくいかない」と自信をなくしている飼い主さんや、「何をやっても怒られてしまう」と委縮しているワンちゃんでも、犬が持って生まれた本能のままに遊ぶことができるノーズワークなら十分に楽しめます。
犬が主体となって遊ぶことで、犬が自分に自信を持つことができたり、犬本来の長所である嗅覚を一層鍛えることもできたりと、ノーズワークはポジティブな効果が期待できるのです。
犬の脳の中で嗅覚の処理に使われる部分の割合は、人間の約40倍とも言われています。ノーズワークは嗅覚を最大限に使って遊ぶゲーム。遊んでいるうちに鼻から得た情報を脳が大量に処理することで、脳の活発な働きに繋がると言われているのです。
運動量が減ったシニア犬にとっては、脳の働きを活性化させるノーズワークは、ピッタリの遊びだと言えます。
どんな犬でも楽しむことができるノーズワークですが、遊ぶときにはどんなことに気をつけるべきなのでしょうか。愛犬が安心して楽しめるよう、飼い主さんは以下の点に注意しましょう。
ノーズワーク用のマットやおもちゃを用意するときには、噛んだ時にすぐに破れてしまわないよう、生地や縫製がしっかりしたものを選ぶようにしましょう。
すぐに破れてしまうようなマットを使っていると、噛み切った切れ端を誤飲してしまうなどの事故に繋がりかねません。丈夫なマットを選ぶだけでなく、必ず飼い主さんが見守ることが大切です。
ノーズワークは、嗅覚と同時に脳も活発に働かせる遊びです。そのため、見た目にはそれほど動いていないにも関わらず、気がつくと愛犬がへとへとになってしまうことも。
見た目の運動量だけにとらわれず、長時間遊ばせることは避けて細かく休憩を挟んで遊んであげるなど、愛犬の状態を常にチェックしましょう。
犬の長所である優れた嗅覚を活かして遊ぶことができるノーズワークは、どんな犬でも楽しむことができ、さらに脳を活発に働かせることもできる注目の遊びです。
外に出なくても遊べるので、梅雨時や真夏・真冬といった気候条件に左右されることなく、いつでもどこでも愛犬のストレス発散に活用できるのも大きな魅力だと言えます。
市販のノーズワーク用のおもちゃには、ボールタイプやマット型のタイプ、パズルタイプなど様々な種類がありますので、愛犬の性格やノーズワークの経験量などを参考に、ピッタリのものを選んであげてください。
これを読んでくださった飼い主さんは是非、愛犬と一緒に宝探し気分で楽しく遊んでみてくださいね!