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インターネットカフェ「快活CLUB」が、不正アクセスにより会員情報漏えいの可能性があるとしていた問題について、1月28日に詳細を発表。「漏えいした“可能性”のある個人情報」は、約729万件にものぼることが明らかにされました。
ただし、発表時点では、「本件に関わる個人情報が実際に漏えいした事実や、漏えいに伴う二次被害が発生した事実は確認されておりません」としています。
快活CLUBは1月20日、DDoS攻撃によるネットワーク障害が発生していると発表。これにより快活CLUBアプリの機能が制限されるなどの影響が出ていましたが、その翌日に個人情報の一部が外部へ漏えいした可能性があると発表。
親会社の株式会社AOKIホールディングスと協力しながら、影響の拡大の防止策を講じるとともに、原因の調査と被害の全容把握に向けて取り組んでいくと声明を出していました。
それから1週間が経過した1月28日、これまでに分かった情報として今回の漏えいした可能性のある個人情報件数が明かされました。
快活CLUB会員、仮会員以外にも、フィットネスジム「FiT24」の会員及びインドアゴルフ会員にも影響が及んでおり、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号をはじめとする16項目の個人情報、計729万87件が漏えいした可能性があるとのこと。
なお、情報漏えいの可能性のある個人情報には、会員登録時の身分証明書情報(運転免許証等)、クレジットカード情報、メールアドレス、会員アプリのパスワードは含まれていないとのことでした。
漏えいの可能性がある対象者には順次、メールまたは郵送等にて連絡を行っており、新たに判明した事項については、個人情報保護委員会へ報告済とのこと。今後も引き続き調査を実施するとともに、再発防止に全力で取り組んでいく、としています。
<参考・引用>
快活クラブHP「不正アクセスの発生及び個人情報漏えいの可能性に関するお知らせ」
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025012810.html