冬に旬を迎える果物、りんごを半分に分けて食べたいときに、ナイフがなくても素手で真っ二つに割れることをご存じでしたでしょうか?警視庁災害対策課の公式Xアカウントが紹介したライフハック技に注目が集まっています。

 その方法とは、まずりんごのヘタの部分を親指で抑えて、軽い力で全体をつかむところからスタート。

 次に、りんごのヘタの部分に左手の親指の付け根が重なるようにかぶせて全体をつかみます。これで割る準備は完了。

 そのままヘタ部分を左右に開くイメージで軽く力を入れると、パカッと簡単に割れるのだそうです。へぇ~。

 投稿されている写真を見る限り、断面もまるで包丁で切ったかのようにきれいに割れているように見えますが……果たして本当に簡単に割れるのでしょうか?せっかくなので検証してみることにしました。

■ 検証結果、全く簡単に割れず……りんごがある程度熟していることも条件かも

 手元には近隣のスーパーで購入したりんごを用意しました。赤く色づき、とてもおいしそうです。

 早速、警視庁災害対策課が紹介した方法を試してみると……結論から言うと、全く割れませんでした。なんとなくビキビキと割れそうな感触はあったのですが、そこから一向に割れる様子なし。な……なぜだ……。

 その後、何度も何度も試行と休憩を繰り返して、最終的になんとか割ることが出来ましたが、もはや完全なチカラ技。どうにかこうにか二つにしてやったぜ、という感覚です。残念ながら断面も、例ほどきれいにはならず……。

 筆者の検証結果としては、あまりうまくいかなかったという結論に至ってしまいましたが、返信欄を見てみると実際に割れた人は多数いるもよう。

 もしかすると、ある程度りんごが熟していることも条件なのかもしれませんが、知っておいて間違いなく損はない豆知識。災害時に役立つのはもちろんのこと、パーティーの余興や一発芸としても、驚かれることでしょう。筆者も引き続き、りんごを見かけ次第、練習したいと思います。

<参考・引用>
警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024122406.html
情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 りんごが素手でふたつに割れる!?警視庁災害対策課のライフハック技やってみた