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哀愁を漂わせつつ、ドアの陰から顔を少しだけ出しているのは柴犬のちゃそばくん。飼い主さんがXに投稿した写真には「行っちゃうの……?」という心の声が聞こえてきそうなほど寂しそうにしている姿が写っています。
どうやら自分が置いていかれることを完全に察知している模様。お願いだから、そんなに悲しい顔しないで~!
飼い主さんも「ごめんな。仕事なんや。ヤバいくらい忙しいんや。ごめんやで」と謝っており、心を痛めている様子。愛犬家にとってワンちゃんを置いて出掛けることは、日常の生活の中で一番心苦しい瞬間かもしれません。
普段のちゃそばくんは優しい性格で、散歩が大好き。何時間でも散歩していたいタイプなのだとか。そのため飼い主さんが靴下を履くと、散歩だと気づいて喜ぶことが多いといいます。
しかし、この日は飼い主さんの雰囲気などで散歩ではないと察したのでしょうか。少しうつむいて寂しげな表情を浮かべています。
飼い主さんにうかがうと、ちゃそばくんは自分が置いていかれると分かってもワンワン吠えて邪魔をしたりせず、今回のように静かにしているそう。
飼い主さんにとってはその表情や姿すべてが愛おしく、逆に飼い主さんの方からワチャワチャ触ってしまうので、出発時間ギリギリになってしまうことがよくあるのだとか。
そんなちゃそばくんは、飼い主さんが仕事から帰ってきた時は大好きな散歩に行きたいので喜んでくれるものの、休日などに少しお出掛けして帰ってきた時はお出迎えもなく、チラッと見るだけで寝てしまうそう。
あれ?もしかして飼い主さんとの別れが寂しかったんじゃなくて、しばらく散歩に行けなくなることが悲しかっただけなのかな??
<記事化協力>
柴犬ちゃそばさん(@chasoba0526)
(佐藤圭亮)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024111701.html