水族館飼育員の日常を4コマ漫画にして公開している「なんかの菌」さん。実家のポストに巣を作っていたシジュウカラが卵を産み、7月11日に無事孵ったことをツイッターで報告しました。

 添えられた写真では、楕円形のポストの中にいるシジュウカラとヒナが確認でき、生まれる前のものと思しき卵の様子も。癒やしあふれる光景に「うらやましい」と連呼するなんかの菌さんの気持ちが良く分かります。

 話を聞くと、シジュウカラは6月中旬ごろに卵を産み、7月初旬に4羽孵ったとのこと。木の上などに設置された巣箱の中に巣をつくる光景はよく目にしますが、時折こうして住宅のポストに巣をつくることもあるようです。

 とはいえ、ポストが設置されている玄関先は、特に奥まった場所ではありません。「奥まっているわけではないし人が出入りするのに不思議ですね」と、なんかの菌さん。

 巣作りをする場所としては決して適しているとは言えない場所だそうですが……そこにはきっとシジュウカラに認められる「何か」があったのでしょう。

 ちなみに、シジュウカラが巣を作り始めてからは、ポスト代わりにダンボールを設置しているそうです。

 今後もこのままシジュウカラの親子のためにポストを開放し続け、雛の成長を見守っていくとのことでした。

<記事化協力>
なんかの菌さん(@washoking)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 玄関ポストにシジュウカラが巣作り 見守り続けると卵が孵化して4羽のヒナ誕生