息子さんとのエピソードを漫画で投稿しているのは、Twitterユーザーのもろこしさん。子どもから「なぜ?」、「どうして?」と質問されるのは決して珍しくありませんが、もろこしさんが受けた質問の内容は、想像以上に難しいようです。

■ 「3分の1で気づいた矛盾」について質問する長男

 7歳の長男であるいっくんが何かに悩んでいるのを察したもろこしさん。「深刻な顔して何か悩んでいるの?」と声をかけます。

 するといっくんは、「どうして3分の1が0.33333……で、3分の2が0.66666……なのに、3分の3だと1になるのかな?」という疑問を口にします。

 「何で0.99999……じゃないんだろう?」と続けるいっくん。もろこしさんは「ごめんね」、「お母さんにはその悩みを解決してあげられないや」と答えるのでした。

■ 7歳とは思えない着眼点

 若干7歳とは思えない着眼点ですが、いっくんは小学校で算数を習う以外に特別な勉強はしていないとのこと。ただ、3歳で1+1=2と話すなど、幼少期から数字に興味を持っており、現在ではYouTubeなどで自ら情報を仕入れているそうです。

 質問には答えられなかったもろこしさんですが、「また算数の質問がきた」と思うと同時に「算数のセンスが感じられる」と嬉しく思ったそうです。

■ コメント欄に質問の回答が多数寄せられる

 コメント欄には、もろこしさんの代わりに真面目に答えてくれる大人が多数出現。「循環小数」、「0.9999…は1に収束する」、「3分の1が必ずしも0.333……とは限らないから」などの回答が集まっています。

 一方で、「大人になれば割り切れるようになるさ」、「3分の1の純情な感情は伝わらないマイハート」といったコメントも届いています。

<記事化協力>
もろこしさん(@sis_morokoshi

(一柳ひとみ)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 3分の3は本当に1なのか?息子からの難しすぎる質問に「お母さんにはその悩みを解決してあげられないや」