近頃カプセルトイや100円ショップなどから多くの「ミニチュア」商品がリリースされ人気を博しております。たとえば以前当媒体で紹介した「火災報知器」のカプセルトイは、かなり精巧に作られており、めちゃくちゃリアル。

 小さいだけでなく、しっかり「リアル」に作られているという点が、非常にポイントになるのですが、今回の商品もまた目を離せません。なんとあのカードゲーム「UNO」がカプセルトイになって2023年3月に登場!はたして、実際にプレイは可能なレベルなのでしょうか。

■ カプセルトイの「UNO ミニカード2」とは

 UNOは、1971年にアメリカの理髪店「マール・ロビンス」により考案。現在にいたるまで「カードゲーム」のド定番として、親しまれております。修学旅行や、彼氏・彼女と一緒にプレイするUNOは、非常に盛り上がりますね。

 そんなUNOが、株式会社タカラトミーアーツより「UNO ミニカード2」(400円税込)として発売されています。

 カプセルトイとしての発売なので、めちゃくちゃ小さいサイズであることは明白。ちなみに、「ミニカード2」ということは、その前身である「ミニカード1」(2021年9月発売)もあったのですが、残念ながら現在は流通していないので、今回は現行品の「UNO ミニカード2」だけを入手しました。

■ 回してみたら……強運発揮!!

 「UNO ミニカード2」のラインナップとしては、「UNO ノーマル Ver.」 「UNO Hot Wheeles Ver.」 「UNO Barbie Ver.」 「DOS」の全4種類。もちろん、今回ほしいのは、「UNO ノーマル Ver.」1点狙い!それ以外を引いてしまったら、再度ガチャを回すハメになってしまいます。

 ということで引いていきます……。1回400円、実寸UNOの方は800円ほどなので、2回以上引いてしまうと、実寸UNOの値段を超えてしまうが……!!

 きた!「UNO ノーマル Ver.」!ここは「一発ツモ!」日頃の強運を発揮させてしまいました。これが宝くじなら……(小声)。

■ 開けてみて質感を確かめる

 では「UNO ノーマル Ver.」 の質感を確かめていきます。実寸サイズのUNO同様、カードはツヤツヤでほぼ同じような感触。ペラペラの紙ではないので、耐久面も問題なさそうですね。

 ただ、実寸UNOと比べると、そのサイズ感の違いは明らか。全然違います。

 黄色の「1」のカードもこの違い。ミニサイズは横が3cm縦が4.5cmです。実寸UNOは、横が5.6cmで縦が8.7cmですので、ほぼ倍のサイズですね。

 ワイルドドロー4も健在です。余談ではありますが「ドローカード」の重ねがけは公式ルールではNGです。

■ プレイしてみる

 では実際にプレイしてみます。ちょうど家にいる家族とプレイしてみました。こんな小さいUNOで遊べるわけが……「あそべるー!」。なんと実寸サイズと同様、ちゃんとプレイできる。サイズは小さいものの、ゲームとしては楽しむことができます。

■ メリット・デメリット

 さて、そんな「UNO ミニカード2」にもメリット・デメリットがあります。

 メリットとしては当然小さいので持ち運びが楽。かさばることもなく、ポケットにしまえるレベルなので、突如このサイズの「UNO」をだしたら、周囲の注目を浴びるでしょう。

 デメリットとしては、小ささが仇となった問題。手に持ちにくく、しかもカードを紛失しやすい懸念があります。家の中で紛失したら探すのに苦労しそうですね。

 とはいえ、通常サイズと何ら遜色のないレベルで再現できるのは、さすが「タカラトミーアーツ」。小さくしただけではなく、ちゃんと遊べるという、執念のような意気込みを感じます。

 ということで「UNO ミニカード2」を見つけた方はぜひとも、ゲットしてみてください。

<参考>
UNO ミニカード2

(たまちゃん)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 信じられないだろ……UNOなんだぜ カプセルトイの「UNOミニカード2」はちゃんと遊べる?調べてみた