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冬の食卓にたびたび登場する「おでん」。身体が温まるし、2~3日は持つし、良いことだらけで大好きなのですが、問題点がひとつ。そう、「おでんに何を合わせるか問題」です。
おでんだけだと物足りない気がするし、かといって白ご飯のおかずにもならないような……。ということで、Twitterの投票機能で「夜ご飯におでん、お供はなに?」と問いかけたところ、筆者としては予想外の結果となりました。
最も多かったのは、「おでん+ご飯(おかずはおでんだけ)」で全体の44.3%(票数:約754票)でした。
個人的には、おでんとご飯は合わないような気がしていましたが、案外おでんをおかずにしてご飯を食べる家庭は多いようです。
ただし、この項目には筆者が1つミスをしてしまいました。「おでん+ご飯」の「ご飯」は「白ご飯」を想定していたのですが、「おでんとご飯」と記載してしまったがため、「炊き込みご飯」や「茶飯」もふくめて投票してくださった方がいるようです。よって、後に解説する「その他」へと、回答が分散してしまっている可能性があります。
とはいえ、おかずがおでんだけでも満足するという方は、全体の約半数。毎日の献立を決める身としてはホッとする内容でした。
続いて多かったのは、「おでんのみ(おかずなし)」。全体の30.4%で得票数は約517票でした。
実は、筆者の実家も同じく「おでんのみ」だったので、個人的には、おでんの日はおでん以外何も出てこないイメージです。(これは筆者の両親が酒飲みなことも関係しているかもしれませんが)
実家では、おでんの日は2〜3回おかわりして色々な具材を堪能していました。
予想通り「おでんだけではご飯のおかずとして物足りない」という人も一定数いるようです。回答項目「おでんとご飯とその他のおかず」の割合は全体の22.5%、得票数にして約383票でした。
リプライによると、おでん以外のおかずとしては「漬物」や「納豆」「お浸し」「和風サラダ」など、案外あっさりしたおかずが多め。
これらの回答を見る限りだと、おでん=メインのおかず、おでん以外のおかず=副菜といった感じでしょうか。
最後、リプライで具体例をもとめた「その他」は2.8%。よせられた意見をみていくと、最も多かったのは、お酒でした。ビール、熱燗、梅酒ソーダ、赤ワインなど人によってさまざまです。
そのほかには、「茶飯」やうどん、焼きそばなどの炭水化物を合わせる人もチラホラ。ちなみに、「茶飯」とは、お茶っ葉でお米を炊いて塩味をつけたご飯や、醤油・料理酒などを混ぜて炊いたご飯のことをいいます。現在では、後者のことを茶飯と呼ぶことが多いようです。おでん専門店で出されることが多く、リプライでは「おでんといえば茶飯」という方も。うどんは、おでんの締めとして入れる方が多くいました。
少数派ではありますが、おでんのお供としてサラダや刺身、ナムルなどの声もあがりました。
個人的には、「シチューのお供はパンかご飯か」といった論争のように、二分化するかと思っていたのですが、お酒、茶飯、うどん、サラダなど、意外とおでんのお供はバリエーション豊富なことがわかりました。
おでん自体、色んな具材が入っているので、案外何がお供でも合うのかもしれませんね。
【調査情報】
方法:インターネット調査
アカウント:おたくま経済新聞Twitterアカウント(@otakumatch)
期間:1月27日より7日間
最終投票数:1701票
(上村舞)