「粘土で食べ物な生き物を作っています」と自己紹介したのは、Twitterユーザーのなごみ屋さん。投稿された写真には、サンドウィッチや団子に顔が描かれている美味しそうな生き物たちが写っていました。

 なごみ屋さんが「食べ物な生き物」を作り始めたのは、2016年ごろから。これまでは食べ物に顔や耳だけをつけていたそうですが、現在のように手足もつけるようになったのは2022年に入ってからだそうです。

 もともとインコや文鳥などが好きで、生き物を作るために粘土を始めたのだとか。そこからフェイクフードも作るようになり、「いつからか生き物と食べ物が合体したものを作るようになっていました」と、本人もきっかけはあまり覚えていない様子。

 作品によって作業日数は異なるものの、平均すると3日くらい。粘土が乾ききらないと進められない作業も多いので、1日ずっと作業をするわけではなく、作業を分けて進めていくと、3日目くらいで完成するそうです。

 毎回、どこに「耳」「顔」「手」「足」をつけるか、とても悩んでいるそう。特に手足は、付け方によって可愛く見えなくなってしまうことも……。

 こだわっている点は「色味」。いつも食べ物の写真を見ながら絵具を混ぜて、美味しそうに見える色を研究しながら作っているそうです。「顔は一つ一つ手描きなので、ぜひじっくり見ていただきたいです」と語っていました。

 現在は「秋の味覚な生き物」を作るためにいろいろとアイデアを練っているそうなので、今後どんな可愛くて美味しそうな生き物が誕生するのか、今から楽しみですね。

<記事化協力>
なごみ屋さん(@nagomiyanosekai)

(佐藤圭亮)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 サンドイッチや団子が可愛い生き物に変身 食べ物な生き物の世界