狭い鉢の中で、丸くなっているのは猫……ではなく、柴犬の健太郎くん、通称けんちゃんです。どうやら最近、ここでくつろぐのが、けんちゃんのお気に入り。

 よほど居心地が良いのでしょう。少し眠そうな表情もかわいらしいですね。まるで猫のようなけんちゃんの姿は、飼い主さんを始め、多くの方の頬を緩ませているようです。

 性格は人見知りで、甘えん坊だというけんちゃん。この写真は、ツイッターユーザー・みきさんの実家で撮影され、離れて暮らすみきさんのために送られてきたものです。

 当時けんちゃんがいたのは、広いスペースになっている実家のベランダ。家の中から自由に行き来が出来るようになっており、普段からここで草を食べたり、昼寝をしたりして過ごしているそうですが、ある日を境に突然鉢に入ってくつろぐようになったそうです。

 みきさんの実家では、一緒に猫は飼っておらず、誰かが鉢に入っているのを見て真似をしたということでもなさそう。「最近蒸し暑い時期になったので、冷たい鉢の中で涼んでいるのでは?」と、みきさんの母は推察しています。

 写真を通して間接的にではありますが、自身も初めて見るけんちゃんの姿に「まるで猫みたい」と、面白く感じたみきさん。写真をツイッターに投稿すると多くの反応と共に、「草生えたならぬ犬生えた」「もしかして名前はハチ?」といった、ユニークなコメントも多数寄せられました。

 この後は、30分ほど鉢の中で過ごしていたというけんちゃん。これからいよいよ夏本番を迎えますが、涼しい鉢の中で、少しでも快適に過ごして欲しいですね。

<記事化協力>
みきさん(@lawst01)

(山口弘剛)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 草生えたならぬ犬生えた まるで猫のように鉢の中でくつろぐ柴ワンコ