「ぼく、洗濯されちゃうの？」つぶらな瞳のタマザラシに謎の罪悪感ひしひし

　いつも一緒にいるぬいぐるみ。大切にしていても、時間が経つとともに汚れてきてしまうものです。きれいにするためには色々ありますが、手っ取り早い方法のひとつが「洗う」こと。手洗いがベストではありますが、洗濯機で大丈夫な場合もあります。

　これから洗われるため、洗濯機にみっちり詰まったタマザラシのぬいぐるみ。そのつぶらな瞳のせいなのか、なにやら胸に罪悪感が……。

　きれいに洗うため、洗濯機にみっちり詰め込まれたタマザラシの画像に「洗濯したかっただけなんだけど罪悪感半端ないなぁ……」という言葉を添えてツイートしたのは、ポケモンファンのましろさん。この状態、どこから見てもタマザラシと目が合ってしまいそうです。

　このぬいぐるみは、ご友人からプレゼントでいただいたものとのこと。普段から汚れたら洗うようにしているそうで「大きなぬいぐるみなので乾かすのに時間がかかるのですが、この日は真夏日のように天気が良く、洗濯を決行しました！」と、背景を語ってくれました。

　当日はお仕事がお休みで、溜まっていた家事をバタバタとこなしていたましろさん。「大好きなポケモンのぬいぐるみも洗濯することを忘れないように、仮で洗濯機の中へ特になにも考えず入れました」

　この洗濯機は5kg洗いで、どちらかというと洗濯物の少ない単身者向けのもの。洗濯槽の直径も小さめで、そこにタマザラシがみっちりハマり込んだ状態になっています。

　ましろさんは「洗濯しようと戻ってきて改めて見てみると、つぶらな瞳がこちらをずっと見つめていて、なぜか強い罪悪感を感じましたね……」と、一瞬たじろいでしまったんだとか。

　それでも、タマザラシにはキレイになってもらいたいもの。「心は痛むのですが、せっかくの洗濯日和なので容赦なく洗濯しました」。もちろんそのまま洗ったのではなく、毛布用の洗濯ネットに入れたそうですよ。

　もちろん、本来は手洗いが一番理想です！とましろさんは語ります。「ですが、大雑把な性格ゆえに洗濯機で洗っています。そんなに型崩れはなく、ちょっとギュッギュと押して戻してます（苦笑）」。

　暑くなったこともあり、洗濯されたタマザラシは「4時間後にはカラッと乾いていました！」。すっきりピカピカになって、心なしか喜んでいるように見えます。

　今回の「洗濯」ツイートは3.5万件のリツイートや23.6万件のいいねを集めました。「翌日の仕事終わりにスマホを見たら、とんでもない数字でびっくりしました」と、反響の大きさに驚いた様子です。

　リプライや引用リツイートにも様々なコメントが寄せられ「皆さんそれぞれ愛着あるぬいぐるみを洗濯するときの罪悪感や、愛情の詰まった写真がたくさんあって、この気持ちは自分だけじゃないんだなーと嬉しかったです！」とましろさんは語っています。

　やはり大事なぬいぐるみですから、洗う時にも感情移入してしまうのは自然なこと。「皆さんのぬいぐるみ事情を知ることができて勉強になりました！」というましろさん同様、コメントした皆さんも同じ気持ちだったかもしれませんね。

＜記事化協力＞
ましろさん（@siropoke4646）

（咲村珠樹）