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小さなお子さんのいる家庭において、注意したいのが「子どもによるスマホの誤操作」。知らぬ間に電話をかけていて、後日発信履歴を見てゾッとした……という経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな子育てあるあるに遭遇したツイッターユーザーのひとわさん(@hitowatti)。2歳のお子さんが電話をかけたのは、高校時代の恩師だったそうですが……そこで繰り広げられたやり取りが、多くの方をほっこりとした気持ちにさせています。
先日スマホを2歳が触ってたんですが僕が先に寝てしまって翌日履歴を見ると23年前の高校の担任の先生に電話をかけてました。「子どもがかけてしまってすいません」的なショートメッセージを送ると「何度も【ぞうさん】と言っていましたよ」ときたので返信に困っています どうやら2歳と会話したようです
まず高校時代の恩師……というだけでも、背筋が凍ってしまいそうなシチュエーション。発覚した際の心中お察しします……と言いたいところですが、先生はひとわさんの在学時代からとても優しく、生徒思い。一人一人に寄り添ってくれる、素晴らしい先生だったそうです。
とはいえ、連絡するのは同窓会で会って以来。ドキドキしながら取り急ぎ、お詫びのショートメッセージを送ってみると、どうやら会話までしていたことが発覚。しかも「ぞうさん」とは……話の内容が気になってしまいますね。通話は2分ほど続いていたそうです。
一方の先生側の立場に立って考えると、懐かしの生徒からかかってきた電話。一体何の用かと思って電話に出ると、聞こえてきたのは小さな子どもの声。かつての教え子が家庭を持つようになったかと思うと、うれしくてたまらなかったことでしょう。
間違い電話であると気付いても、すぐに電話を切るのは惜しいと判断したのでしょうか。2分ほどの通話の中で、もしかすると、「好きな動物は何かな?」といったやり取りがなされていたのかも。
そんな先生に対して、「僕だけじゃなく、時を超えて僕の子どもまで見てもらってありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えたというひとわさん。小さな子どもによるスマホの誤操作を防ぐためにも、何らかの対策を講じる必要はありますが、こんな間違い電話なら、たまには良いかもしれませんね。
心温まるやり取りを報告したツイートには、14万件もの「いいね」が寄せられた一方、返信欄には「うちは子どもが取引先に電話かけてました……」「私はア行なので良くかかってくる側です」といった声もちらほら。
子どもによるスマホの誤操作から生まれたやり取りは、多くの方にとってあらゆる共感を呼ぶエピソードだったようです。
<記事化協力>
ひとわ 3人のとっとさん(@hitowatti)
(山口弘剛)