ジャパンフリトレーから、激辛ファンに対する挑戦状的なコーンスナック「激辛マニア」シリーズの最新作が登場します。唐辛子・花椒・胡椒と3種類の辛味を配合した、その名も「激辛マニア 辛味の三連獄(オープン価格)」。2022年3月7日よりコンビニエンスストアで先行発売、4月4日より全国で発売されます。

 2007年の期間限定発売以来、ファンから熱狂的な支持を集めている「激辛マニア」シリーズ。2021年6月に発売された「激辛マニア 禁断の唐辛子味」では、辛味成分カプサイシンがハバネロの約3倍(ジャパンフリトレー調べ)という、激辛の唐辛子「辛富士」を使用して話題となりました。

 今回の「激辛マニア 辛味の三連獄」では、後引く辛さの唐辛子に加え、しびれる辛さが特徴の花椒、そして香りと瞬発力ある辛さの胡椒、計3種類の辛味成分をバランスよく配合。感じ方の違う“辛い三連星”のトリプルコンボで、ただ辛いだけでない激辛の深淵をのぞける仕上がりになっているといいます。

 開発では、辛さと「もっと食べたい」と思う美味しさのベストなバランスを探すため、試食が重ねられるものですが、今回はあまりの辛さに味覚がマヒするスタッフが続出。味覚が回復するインターバルを長めに取らざるを得ず、通常の商品と比べ難航したとのことです。

 また、製造時には激辛成分の香りが目や喉を刺激し、涙が止まらなくなる事態に。当初から二重のマスクやゴーグルを着用して作業していたそうですが、それでも刺激が強かったため、さらに厚手のマスクを用意することになったんだとか。

 もちろん、製造ラインでも出来栄えを確かめる「官能検査」というものが実施されるのですが、ここでも開発時同様、ひと口食べただけで味覚がマヒして時間を要することになったんだとか。真冬にもかかわらず、検査員は汗だくになっていたそうです。

 激辛ファンの期待に応えるため、様々な困難を乗り越えて誕生した「激辛マニア 辛味の三連獄」。食べる際には、辛さにくれぐれもお気をつけて……。

情報提供:ジャパンフリトレー株式会社

(咲村珠樹)

情報提供元: おたくま経済新聞
記事名:「 製造者も涙した「激辛マニア 辛味の三連獄」発売 唐辛子・花椒・胡椒の激辛トリプルコンボに耐えられるか?