灯りを付けましょぼんぼりに、ご飯を食べましょ雛壇で。
「雪洞(ぼんぼり)」ってなんでまた「ぼんぼり」と呼ぶのかと調べると、元来「ぼんぼりと」という副詞で「うすくて、ぼんやりしているさま」を示す言葉なんだそうです。つまり「ぼんぼりしている」から「ぼんぼり」なわけでして、メビウスの輪みたいなものだと思うと、また違ったふうに見えてくるかもしれません。それはそうと、明日のひなまつりを迎えるにあたって、誠にふさわしい動画を紹介します。BGMはお囃子の代わりに、カリカリを食む音です。

お内裏様とおひな様、手前には三ニャン官女役。みなご飯をモリモリと食べて、ひな壇に留まるという大役を務めています。29秒ごろからは、おひな様役の茶トラ猫さんが、バリバリと乾燥ササミっぽいなにかを食べております。これが赤いお顔の右大臣だと思うと、また違ったふうに見えてくるかもしれません。明らかに中華風なBGMが、違和感に拍車をかけているとも思われます。
猫の雛人形=ↀωↀ= Cat Hina Doll Cosutume/YouTube]



情報提供元: 猫ジャーナル
記事名:「 桃の節供の雛壇に、集まる猫たち下を向き