見てください聞いてくださいちょっと待ってください（ゴンゴンゴンゴン）。
振り向いてほしい、話を聞いてほしい、その思いが強ければ強すぎるほど、かえって逆効果になる事例は人間界でも多々ありますが、白鳥と猫の間にも同様の事例が観測された模様です。

窓の内側に2匹の猫を見つけた白鳥さん。白鳥の湖を舞うバレリーナのごとく軽やかで優雅な姿を見せてくれるのかと思ったところ、直情的な性格だったようで、いきなりくちばしで窓も割れんとばかりの激しいノックを繰り出しております。手前の黒猫さんは危機を察して素早く逃亡。もう1匹のキジトラさんは、窓が開かないのを知っているのか、ガンガンと窓を鳴らす騒音をよそに涼しい顔で窓辺に佇んでおります。
煽る側にとっては、無反応なのが一番悔しいわけでして、そのせいでしょうか窓を叩くペースと音量はますます高まるのでありました。恐竜だったころの記憶が甦ったのかと思いましたが、犬に喧嘩を売る様子なども目撃されているように、どうやら白鳥さんは元来けんかっ早いようでして、猫のおおらかさを引き立てる映像となっております。
［Swan attacking a cat／YouTube］

情報提供元： 猫ジャーナル
記事名：「 白鳥の熾烈な攻撃にも動じない猫、しつこいノックにそっぽを向いて 」