音読モチベーションは、聞かせる相手がいるところで初めて生じるということでしょうか。
ニュージャージー州のカムデン郡図書館の「M アーラン・ボーゲルソン・リージョナル・ブランチ」に、子どもが絵本を読むときの「読み聞かせ相手」を買って出る、図書館猫・Darby君がいるというのであります。現地のロ−カルTV局 CBS PhillyのYouTubeチャンネルにて放送されたニュースでの取材の様子が、2018年8月にアップされておりましたのでご紹介。
ゆっくりと絵本を読み上げる女の子と男の子の傍らで、じっと座っておとなしく声に耳を傾けているのは、本日の主役・図書館猫のDarby君。スローペースの音読が子守歌代わりになるのか、心地よく眠っている様子もうかがえます。さあお読みなさいとうながすよりも、Darbyに聞かせてあげてねと言った方が、子どものやる気を高める効果があるであろうことは道理というものでありましょう。
日本の図書館にも子どもたちに寄り添って、うるさがらずに音読の声に耳を傾ける猫が登場する日が来ることを一方的に願ってやみません。
[Children Read Aloud To Darby ‘The Library Cat’ At Camden County Library/YouTube]
情報提供元: 猫ジャーナル