『幸運を呼ぶ猫』にあらわれる体の特徴4選!そう言われる理由もご紹介
1.かぎしっぽ
『かぎしっぽ』というのは、途中から曲がっているしっぽのことを指します。鍵のように見えることから名前がついていて、フックのような形で幸せを引っかけるという考えから幸運を呼ぶと言われているのです。
かぎしっぽは、大きく分けると3つのタイプがあります。
- キンク(別名:キンクドテイル、途中で折れ曲がったしっぽ)
- カール(体の方に巻き付くようにカールしたしっぽ)
- ボブテイル(5cm程度と短く丸まって見えるしっぽ)
日本では、しっぽの短いボブテイルタイプの猫が特に縁起が良いとされていて、かぎしっぽが好きな方の間でも人気が高いです。
2.三毛猫
三毛猫は日本のみならず海外でも人気の高い猫で、海外では「キャリコ」「トーティ・アンド・ホワイト」といった名称で呼ばれています。日本ではよく見かける猫種ですが、海外では珍しいため幸運を呼ぶ猫として注目を集めているのだそうです。
三毛猫が幸運を呼ぶ猫として名高い理由には所説あります。
- 日本では「三」という数字が縁起が良いものとされるから
- 毛色それぞれに意味があるから(白:来福招福、黒:厄除け、茶:無病息災)
- オスの三毛猫が生まれるのは3万匹に1匹と希少だから
さらに、三毛猫は招き猫のモデルとしても知られるなど、古くから大切にされてきた猫なのです。
3.オッドアイ
『オッドアイ』とは左右で瞳の色が違うことを指します。片方が青い目、もう一方が黄、橙、緑、茶のどれかであることが一般的だそう。日本では「金目銀目」と言われ、片方が黄色でもう一方が灰青色という組み合わせが多いです。
オッドアイの猫は、毛や瞳の色を決める「メラニン色素」が何らかの理由で片目だけ欠乏してしまっています。遺伝子の影響でメラニン色素がもともと少ない白猫や、白い毛が多い猫に現れやすく、約25%の確率で生まれてくると言われています。
そもそも白猫自体がそこまで多くないため、オッドアイの白猫は希少性が高いです。
オッドアイの神秘性や美しさから、幸運を呼ぶ・縁起が良い猫として大切にされてきています。
4.ハチワレ
『ハチワレ』は、猫の鼻筋から漢数字の「八」のような形で毛色が分かれている状態を指します。黒白や茶白、三毛、縞模様など毛色のバリエーションは豊富です。
日本では漢数字の「八」は末広がりで、次第に栄える・幸せが終わりなく続くといった意味を持つことから縁起が良いものとされています。
ハチワレを漢字で表記すると「八割れ」または「鉢割れ」です。鉢割れについては、頭や兜が割れるという意味を持つことから、戦国時代の武家においては縁起が悪いとされていました。しかし、現代では末広がりの八割れの意味で幸運を呼び込むと言われています。
まとめ
猫は毛色や体に個性的な特徴が現れ、古来から様々な意味づけをされてきました。
そもそも猫の存在自体が幸運を呼ぶと言っても過言ではないのですが、今回紹介したのは特に縁起が良いとされる特徴です。今回紹介した4つ以外にも「幸運を呼ぶ猫」とされる特徴はありますので、愛猫と照らし合わせながら探してみても楽しいかもしれませんね。
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