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2.声をかけても反応が薄い
3.壁をじっと見つめている
4.部屋の隅にいることが増えた
5.何度も同じところを行き来する
ヘッドプレッシングと似たような行動には、頭を前足にくっつける「ごめん寝」もあります。周囲が騒がしかったり眩しかったりするときの体勢で、足の間に顔をうずめている様子がみられます。
たまたまそのように見える場合もありますので必ず他の症状がないか、そして猫の様子や体調を合わせて確認しましょう。
猫のヘッドプレッシングは、次のような脳や体に問題を抱えているときに起こり得る可能性があります。
考えられるのは脳の疾患で、脳炎や脳腫瘍などを発症している場合にヘッドプレッシングがみられます。
猫は体に痛みや不快感に襲われても、人に上手く状況を伝えることができません。そのため表情では分かりづらいですが、頭の不快感を和らげようと仕草や行動に現れてきます。
猫の病気や進行状態によっては、動物病院に連れていくべきか悩むことがあるかもしれません。しかし少しでも不安がよぎったら、様子見や自己判断をせずに動物病院に相談をするのがとても重要です。
愛猫が「ヘッドプレッシング」など危険な兆候を示していても、様子見や可愛い仕草のひとつとして捉えてしまえば愛猫の命に関わってくるかもしれません。
猫が苦しそうな状況で初めて動物病院に連れて行ったときには病気が進行し、治療が困難になるケースもあります。
猫の健康を守るためには、定期的な健康診断を受けること、ちょっとした違和感を見過ごさないよう十分に注意していくことが大切です。