猫と幸せに暮らすための『お家探し』5つポイント 安心して、楽しく猫と生活できる家の条件とは
1.近くに動物病院があるか
まず1つ目のポイントは「近くに動物病院があるか」です。猫と生活していると急に体調を崩したり、ケガをしたりする場面が想定されることから、すぐに病院に連れて行ってあげられる環境は必須といえるでしょう。
また、急病でなくても定期的な検診やワクチン接種など、猫を飼っていると動物病院に行く機会は少なからずあるため、家から近い場所に動物病院があると猫の健康だけでなく、飼い主の心の安心にもつながります。
2.低層階を選ぶ
続いて2つ目のポイントは「低層階を選ぶ」です。猫は運動能力が非常に高い動物であることから、窓から脱走したり転落する危険があり、高層階の部屋で生活していると思わぬアクシデントによってケガやそれ以上の事故につながる恐れがあります。
そのため、一戸建てやマンションの場合は、1階か2階のお部屋を選ぶと、より安心といえるでしょう。
3.臭い問題に対応できる間取りか
続いて3つ目のポイントは「臭い問題に対応できる間取りか」です。猫を飼う際に付きまとう問題の一つとしてトイレの臭い問題が挙げられ、間取り的に臭いが充満しやすい場合は快適な暮らしが阻害されることも考えられます。
たとえば、洗面所に猫のトイレを設置しようと考えている場合は、洗面所自体や、洗面所に近い風呂場に窓がついているお部屋を選ぶとよいでしょう。
また、近年では一部のペット飼育可能物件で、猫のトイレを置く専用スペースが用意されているケースもあるため、条件が合えばそのような物件を検討することもおすすめです。
4.猫に対する理解を得られる環境か
続いて4つ目のポイントは「猫に対する理解を得られる環境か」です。
たとえペット飼育可能なマンションやアパートであっても、すべての住民がペットに対して理解があるとは言い切ることはできません。
「猫は基本的に室内で飼うから住民は関係ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、特に子猫の場合は突然走り回ったり夜中に鳴いたりなど、主に騒音問題の原因になることもあります。
そのため、猫などのペットに対して近隣住民から十分な理解を得られるか、大家さんに聞くなどして事前に把握したうえで、お部屋を選ぶことがおすすめです。
5.脱走防止の対策ができるか
最後に5つ目のポイントは「脱走防止の対策ができるか」です。猫は好奇心旺盛で刺激を求める傾向にあることから、室内の環境に飽きると外の世界に興味を持って外に出たがるケースがよくあります。
そのため、網戸ストッパーや柵、ネットの取り付けやすさなどもチェックしながらお部屋探しをすることが、猫の安全な暮らしにつながるでしょう。
また、元野良猫や保護猫など外で生活していた経験がある場合は、より外に出たがる傾向にあるため、そのような猫と暮らしている場合は、脱走防止対策を重点的に行うことがおすすめです。
まとめ
本記事では、猫と幸せに暮らすため部屋探しのポイントについて詳しくご紹介してきました。
部屋探しをする際には「ペット可能物件か」や「初期費用がどれくらいかかるか」など、飼い主側の都合を中心に考えがちですが、猫と一緒に快適な生活をしたい場合には、ご紹介したような猫の安全や暮らしやすさも意識するようにしましょう。
ぜひ本記事を参考に、猫との幸せな暮らしの実現にお役立てください。
■関連記事
・猫が「んー」と鳴く理由と気持ち
・猫が鼻を「フンフン」鳴らす理由と注意すべきこと
・猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」の心理
・猫は一緒に寝る人を選んでいる?人のそばで寝る理由、一緒に寝る方法と注意点
・眠そうな猫に『眠たいの?』と聞いてみたら…"愛おしすぎる返事"が84万再生の大反響「大好きなのが伝わる」「激カワ」の声