愛猫の危険な『キッチン』でのトラブル5つ 回避するための注意点も
キッチンで起きやすい猫のトラブル
キッチンで起きやすいトラブルには、以下のようなものがあります。
1.食品へのイタズラ
キッチンには食品が多く置かれており、猫がこれらにイタズラをすることがあります。特に生ゴミや食材を置いてある場所は、猫にとって魅力的な場所に映るでしょう。
2.誤飲・誤食
猫が食べてはいけないものを誤って飲み込んだり、食べたりするリスクがあります。食べ物だけではなく、プラスチックやビニール袋なども含まれます。
3.火傷の危険性
キッチンには火やお湯を使う調理器具があり、猫がこれらに近づくことで火傷をする可能性があります。特にガスコンロやIHクッキングヒーター、電気ケトルの近くは注意が必要です。
4.怪我のリスク
調理器具や食器などが猫の怪我の原因となることがあります。包丁やフォークなどの鋭利な物が出しっぱなしになっていると、猫がイタズラをして怪我をする危険性が高まります。
5.感電
猫が家電製品のコードをかじって感電する事故が起こることがあります。特に歯が生え変わる時期の子猫は、何でも噛むため危険度が増します。猫はヒモ状のものに興味を示す習性があるので、たとえ成猫であっても注意が必要です。
キッチンでのトラブルを回避するには
愛猫を思わぬ事故やケガから守るために、事前に対策できることはあるでしょうか。
キッチンでの危機回避のための注意点をお伝えします。
仕切りの設置
猫がキッチンに侵入するのを防ぐために、仕切りやフェンスを設置することが有効です。これには、パーティション、柵、カーテンの仕切り、アコーディオンドアなどがあります。
シンクのふた
シンクにフタを設置することで、猫がシンクに入るのを防ぎます。これは衛生的にも良く、猫の安全を確保するのに役立ちます。
コンロカバー
IH調理後のコンロが熱いときに、猫が触れて火傷をしないように、コンロカバーを使用することが可能です。
食べ物などは出しっぱなしにしない
人間の食べ物や、プラスチックやビニール袋、ヒモなど、猫が誤って口にし、誤飲してしまいがちなものは出しっぱなしにせず、猫の手の届かない場所に片付けましょう。ゴミ箱も棚の中に設置するなど、漁られない工夫が必要です。
まとめ
今回は、キッチンで起きやすいトラブルについて解説しました。
食品を取り扱うキッチンは、猫にとっては魅力的なものが多く置いてある場所でもあります。
猫には「遊び」や「欲求を満たす」ための行為であっても、時には命に係わる事故につながりかねないので、しっかりとした対策を行っていきましょう。
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