猫の飼い主さんが『勘違い』でやっちゃってる猫への迷惑行為4つ　良かれと思って…が毒飼い主への一歩？

1.抱っこ

飼い主さんがやりがちな猫への迷惑行為として、まず挙げられるのが「抱っこ」です。

可愛くて小さな愛猫を抱きかかえる方は少なくありません。ひとつの愛情表現として抱っこされる方もいることでしょう。

しかし猫からすると、抱っこは不安定な状態で持ち上げられる状態となるため、少々不安に感じてしまいがちなのです。場合によっては、不安定な抱っこに危険を感じ、脱出しようと暴れる子もいます。

抱っこをしてはいけない、というほどではありませんが、猫を抱きかかえるときは猫のお尻を腕で支えるなどして、安定感を重視してあげましょう。加えて、できるだけ短時間で降ろしてあげることも大切です。

特に何をすることもなく、リラックスしてくつろいでいる猫を見かけると、ついつい撫でたくなりますよね。

しかし、猫にとって突然のスキンシップは迷惑行為。せっかく、ひとりでのんびり過ごせていたのに、突然絡まれていい気分が台無しになった、と思われてしまうかもしれません。

大好きな猫と触れ合いたい気持ちは分かりますが、猫が気持ちよさそうにリラックスしているときはそっとしておいてあげましょう。

逆に、猫の方からかまってほしそうに近づいてきたときは、嫌がらない程度に撫でてあげてください。

愛猫が使っている爪とぎやベッドが古くなってきたから新しいものと交換しよう、と良かれと思って古くなった猫用品を新調される飼い主さんは多いはず。

しかし、実はこれも、猫にとっては迷惑行為である可能性が高いです。

愛猫が使い続けた猫用品には、当然匂いが付いています。つまり、猫にとっては自分のにおいで安心感があるお気に入りのアイテムであり、大事なものなのです。

そんな思い入れのあるお気に入りの猫用品を、急に自分のにおいが一切しない新品に交換されたら、当然猫はガッカリしてしまいます。

とはいえ、古くなった猫用品をいつまでも使い続けるわけにはいきません。猫用品を交換するときは古いものはすぐ交換せず、新しいものに慣れてきたタイミングで捨てましょう。

まんまるとした猫の目は、いつまでも眺めていられる可愛さです。

ただし、猫の目をジーっと見つめるのもNGな行為です。猫にとって目を見続ける行為は、威嚇の意味合いがあります。

大好きな飼い主さんに、突然威嚇されたら猫も不安になります。猫によっては先手必勝とばかりに猫パンチを繰り出してくることもあるかもしれません。

少なくとも猫に対してストレスを与えてしまうため、猫の目をじっと見つめることは避けてあげましょう。

猫という動物は、私たち人間が考えるよりも繊細です。飼い主さん達が良かれと思って行う行為でも、場合によっては猫にストレスを与える迷惑行為となる恐れがあります。

猫がストレスフリーに過ごすためにも、今回の記事を参考に猫との接し方を見直してあげてみてはいかがでしょうか。

情報提供元：ねこちゃんホンポ