猫も『音楽』を聴くことがある?猫が好むと言われる3つのタイプ 逆にNGなものも
猫は「音楽」を聴く?
自宅で音楽を流しているときに、その音楽を聴いている、とはっきりとわかる反応をする猫は少ないでしょう。
しかし、特定のジャンルや曲を流したり演奏したりすると、じっと見つめてきたり、そばにきてのどを鳴らしてリラックスする猫はいます。
反対に、その曲を流すと猫が別の場所に移動してしまうなど、猫にとって聴きたくない音楽というのもあるようです。
そこで今回は、猫と「音楽」について調べてみました。猫の好む音楽が分かれば、一緒に楽しめそうですね♪
猫が好むと言われる「音楽」のタイプ
ではい、猫が好むと言われる「音楽」にはどのようなタイプがあるのでしょうか。
1.クラシック
『猫にクラシック音楽を聴かせたところ、呼吸が落ち着いた』という実験がいくつかあるようです。
また『猫はピアノの音が好き』とも言われていて、猫の鳴き声のように高い音で、なめらかにつながった音を好むそうです。
猫がゴロゴロとのどを鳴らす音や母猫のお乳を吸う音にもなめらかにつながった音の特徴があるため、このような音を聴くと猫はリラックスする、と言われています。特に、モーツァルトの曲を好む猫が多いのだそうです。
ちなみに、我が家の猫たちは、家族がピアノの練習をしているとき、上手に弾いているときは特に変化はありません。しかし、間違いが多かったり何度も止まったりしながら弾いているときは、ピアノから離れた場所に移動することがあります。聴いていないようで聴いていて、音楽の好き嫌いもあるようです。
2.ロック
猫の心臓の鼓動の速さとロックのテンポが近いため、猫はロックを好むと言われています。また、ギターの音色が好きな猫もいるようです。
3.猫専用音楽
猫の喉のゴロゴロ音、リラックスしているときの心拍数に近いリズム、猫の声域に近い周波数などを用いた「猫のための音楽」が作られていることをご存じでしょうか。
実験では、クラシック音楽を聴かせたとき、無音のときよりも、猫専用音楽を聴かせたときの方がおとなしくなり、ストレスも少なかったそうです。
猫がNGとする「音楽」
猫が好む音楽とは反対に、猫がNGとする音楽にはどのようなタイプがあるのでしょうか。
重低音の曲
猫にとって低い音は、威嚇する際のうなり声に近くネガティブな意味が含まれているため、苦手な音として認識されてしまいます。
好きな音楽のタイプである「クラシック」でも、低い音が目立つ曲は苦手な猫も多いようです。
大音量で流れる音楽
猫はそもそも、大きな音が苦手な動物です。「猫が好む」と言われる音楽でも、大きすぎる音では心地よく感じられません。
そのため、猫のそばで音楽を聞くときは音量に気を遣ってあげる必要があります。
まとめ
猫が好きな音楽は、高い音がなめらかにつながって聴こえる「クラシック」や、心拍数のリズムに近い「ロック」と言われています。
とはいえ、猫によって、音や音楽の好みは異なります。全ての猫がクラシックが好きというわけではなく、クラシックでも低い音や大きい音で聞かせるのはNGですので注意が必要です。
自宅で音楽を聴いたり楽器を演奏するときは、猫の反応も気にしてみると、猫の音楽の好みがわかるかもしれませんね。
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