猫の『おならの秘密』2選!考えられる病気と対策は?
1.猫もおならをします
猫のおならは音がなく「スーっ」と出る事がほとんどのようです。
人間の気が付かないうちに出ている場合が多く、確認できるタイミングは少ないようです。
ただし、下痢や便秘などで腸内環境が悪ければ、おならが酷く臭う場合もあります。その場合、肉食動物である猫はガスも臭いようです。
2.おならとは?
タンパク質、炭水化物、脂肪はそれぞれに対する酵素によって分解され、小腸で消化吸収される成分と消化されなかった食物繊維に大きく分かれます。
分解されない食物繊維などは大腸に運ばれ、腸内の醗酵を促進させてガスを作ります。このガスが体外に排出されると「おなら」になります。
免疫力低下による消化不良
ストレスが重なると自律神経の働きが乱れることにより消化管の運動が異常になり、ガスも溜まります。そして身体に合っていないご飯を食べていれば、内臓に負担がかかります。
これらの状態が長く続くと、身体を正常に保とうとする機能が弱まってきます。ガスと共に便秘や下痢、血行不良、風邪なども「免疫力低下」によって引き起こされます。
猫の身体に合う食べ物を選択し、なるべくストレスをかけない環境を作ってあげましょう。
腸閉塞症
腸が詰まる「腸閉塞」になるとおならが出ます。
人間と暮らす部屋には、ビニール、プラスティック、布、紙など、猫が誤飲する可能性のある物は多く存在します。
それらを猫が誤飲をすると腸が詰まってしまい、排出されないガスでお腹が膨れて痛みを伴います。さらに食欲不振や嘔吐、悪化すると様々に重い症状が出てきます。直ちに病院へ行きましょう。
回虫症
寄生虫によっておなかが膨れ、おならが出ることもあります。子猫が感染すると嘔吐、下痢、貧血などを伴い重症化します。
猫を外で保護した場合は、寄生虫を早めに駆除することが大切です。
まとめ
猫の『おならの秘密』2選!考えられる病気と対策は?についてお伝えいたしました。
猫のおならも生理現象の一つです。そういえば、猫は大好きな人間にはお尻を向けてきますよね。お尻を向けられた瞬間におならが出たら、と楽しい想像をして明るく猫と生活していきましょう。
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