我が家の猫は私と主人をミックスしたような性格をしているため私に『そっくり』とは言いがたいのが現状です。
『似た者夫婦』とはよく言いますが、最近ペットと飼い主さんを見比べてみると『そっくり!』と驚いてしまうくらい似ている『似た者ペット』を見ることがあります。
あまり似ていない私からするとかなり羨ましいかぎりです。
飼い主さんと猫の顔がなんとなく似ている場合もありますが、行動や性格、好みが飼い主さんにそっくりな猫もいて、飼い主さんや猫のことを知れば知るほど『似てるなぁ』と思うことも少なくありません。
人間と猫。
種族が違うのになぜ猫は飼い主に似てくるのでしょうか?
猫が飼い主さんに似てくる理由を考察も交えてまとめした。
◆猫との接し方
さみしがり屋で甘えたい気持ちの強い飼い主さんに育てられた猫は甘えたのさみしがりやに、しっかりしていてクールな飼い主さんに育てられた猫はどこか自立して大人の猫として生活している印象があります。
皆さんはいかがでしょうか?
実際に猫は育てられた環境によって性格が決まる部分も多いと言われています。
さみしがり屋で甘えん坊の飼い主さんに育てられた猫はおそらくスキンシップも多くたくさんかまってもらい、たくさん甘えながら育ったのでしょう。
子猫のような無邪気さを残し成長するので飼い主さんと同じ甘えん坊の猫になるのかもしれません。
逆にクールな飼い主さんに育てられた猫は、適度な距離感で接してもらっているためある程度自分で自立して物事を考える猫になります。
そのためどちらかと言えば大人っぽく自立したクールな飼い主さんににた性格の猫に育つのでしょう。
猫が飼い主さんの性格に似る、というよりは成長するなかでの飼い主さんの猫への接し方に性格がでて、順応して似たように猫がそだっているだけなのかもしれません。
◆猫と生活環境が同じだから
飼い猫は当然ですが、飼い主さんと同じ屋根のしたで暮らしています。
生活スタイルなども猫がある程度飼い主さんに合わせて生活をします。
猫と飼い主さんは同じ家で、同じようにコミュニケーションをとりながら生活しているので生活スタイルが似てくるのは当然といえるでしょう。
物事をするタイミングもやはり長い時間一緒にくらしていれば猫と人間だって似てきます。
人間同士ではないので、猫がどこまで人間の言葉や感情を理解しているのかはわかりません。
しかし、いつも聞いている飼い主さんの言葉や、いつも感じる飼い主さんの感情を知っているからこそ、ある程度猫の考え方や感じかたが飼い主さんと似てきても不思議ではないでしょう。
◆にている猫を無意識に選んでいる
人間や動物には 場合に配偶者に『自分に似たものを選ぶ』傾向が見られます。
『特別交配』というのですが、自分に顔立ちや性格などが似ている異性を選び、交配することで進化を一定方向にする、というものなのだそう。
基本的に人間も他の動物も、本能的に自分に似たものがそばにいた方が安心するのかもしれません。
猫を選ぶときもどこか自分に似ている猫の方が人間は好感を持ちやすいと言われています。
顔が似ているのか、雰囲気が似ているのか、どこが似ているのかはわかりませんが直感的に『似てる』と感じた猫を人間は選ぶことが多いようです。
猫が飼い主さんに『後天的』に似ているわけではなく、元々飼い主さんによく似た猫を選んでいるだけだそう。
もちろん、『そんなことない』という意見もあるようですが、飼い主さんに似た部分を猫に見つけて飼うことを決意したのであれば、運命的でちょっとロマンチックではないでしょうか♪
いかがでしたか?
ペットショップや譲渡会で数匹の猫から選んだわけではなく飼い猫が飼い主さんに似る事例はたくさんあります。
元々飼い主さんに似ている部分を見つけて飼うことを決め、飼い主さんに似ている猫に育つパターンもあれば生活環境や育てられ方から猫が飼い主さんに似るようになる後天的なパターンもあるのでしょう。 情報提供元: 猫壱