我が家の愛猫の苦手なもの。それは自分以外の犬や猫です。



我が家に毎朝やってくる地域猫のしらすちゃん。とっても大人しくて、性格も温和なタイプだと思うのですが、うちのカイトと相性はイマイチです。



一緒に暮らしている犬のポンズのことも、あまり気に入っていない様子。時間に正確で几帳面なカイトと、気まぐれでわがままなポンズ。



カイトが大事にしているのは毎朝のブラッシングタイム。大体毎朝7時45分なのですが、カイトは毎日私が台所の用事を済ますまでじっと見張り、部屋に行くまで張り付きます。



しかし私がカイトをブラッシングしようとすると、ポンズがカイトに体当たりして嫌がらせをします。本気で怒るカイト。そのとばっちりはなぜか私に向けられるので、本当に大変。



あなたは自分の愛猫の「苦手なもの」を知っていますか?把握していないと、猫はストレスが溜まって病気になることもあります。



猫の好き嫌いはその猫の性格によって違いがありますが、今回は、平均的な猫が苦手だというポイントをご紹介しましょう。



 

■芳香剤の匂い




アロマが猫には危険、というのは猫好きの方ならご存知ですよね。しかし最近多いのが、香りを強調する洗濯洗剤や部屋の消臭剤です。



猫の嗅覚は人の8から10倍も優れているといいます。人間には良い香りでも、人工的に作られた香りは、猫にとっては耐え難い「悪臭」かも知れません。



猫の機嫌がなんとなく悪い、という場合、洗濯洗剤や部屋の消臭剤、自分のコロンやヘアスプレーなど香りが原因の可能性があります。



 

■大きな音






外から聞こえる他人の声、隣の工事の音や家族の喧嘩など、猫にとって大きな音はストレスの元になります。



1日の大半は寝ているという猫ですが、実はぐっすりと熟睡できる時間はごくわずか。1日に4時間程度という報告もあります。



寝ていると思っても、猫の耳が動いているのを見かけたことはありませんか?猫は目をつぶっていても、180ど動く耳から周りの情報をキャッチしているのです。猫と暮らしている人は、大きな音を立てないように注意してあげましょう。



 

■タバコの匂い




これは猫に限らず吸わない人にとっては本当に苦手なはず。最近は条例として子供がいる家庭内では禁煙という話も出ています。



完全室内飼いの猫が、最も嫌なものベスト1が、飼い主さんのスモーキングでしょう。タバコの匂いは部屋のあちこちに染みつきますが、当然猫の被毛にも付着します。



その毛を毎日なめて毛づくろいをする猫は、間接的に喫煙をしているようなもの。喫煙者の飼い猫は、癌になる可能性が高くなることは有名です。





いかがですか。猫が苦手なことは「匂い」と「音」に関することが多いようです。自分の愛猫が何が苦手か、ちょっと考えてみてくださいね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫は飼い主さんのココが苦手。愛猫が嫌いなことを知っておこう