我が家の愛猫。自他共に認めるイケメン猫ですが、あまり運動神経が良くありません。キャットタワーから降りれなくなることもしょっちゅう。はっきりいってちょっと「ぶきっちょさん」です。



しかし猫は動物の中でも運動神経が抜群。体長の5倍の高さまで飛ぶことができるそうですし、短距離なら時速50kmの速度で走れるといいます。



う~ん、これって全ての猫に当てはまらないかも。いや、できないうちの猫だけが特別なの?



今回は、猫にありがちなこれらの行動は、もしかして運動音痴ということなのかどうかを調べてみました。



 

■キャットタワーから落ちる猫




「猫は登るのは得意でも降りるのは苦手です。」とつい先日テレビの「生き物にサ●キュー」という番組で言っていました。なるほど。それならうちの猫はそれほどぶきっちょなわけではないのかも。



しかし猫は高い場所から逆さまに落ちても、空中で体をひねって足から着地できます。(これを通称「猫ひねり」といいます)



この猫ひねりはどんな猫でもできる、と考えられていましたが、子猫時代の運動神経が未発達だった場合は頭から落下する猫もいるそうです。やはり猫によって運動神経には落差があるようです。



 

■おもちゃで遊んでいるとすぐに寝転ぶ






猫は猫じゃらしが大好き。我が家の猫じゃらしは「釣竿タイプ」なので猫を部屋の隅から隅まで走らせることができます。



しかしほんの短時間遊ぶと、なぜか不意に寝転ぶ愛猫。自分の取れる範囲内の猫じゃらしだけをちょいちょいして動きません。これってちょっと面倒くさがり?遊びたくないのでしょうか。



猫は狩りの時に「前足」で獲物を捕まえて横になって「獲物の首筋」を噛みます。猫の中には「捕まえるまで」のシュチュエーションを楽しむ猫と、「捕まえた後」の行為を楽しむ猫がいます。



この場合は面倒くさがりで遊びたくないのはなく、「捕まえた後」の行為を楽しみたいという猫なのかもしれません。



 

■水を飲む時に周りに飛び散らす




愛猫が水を飲む時。かなり広めのウォーターボウルに水を入れているにも関わらず、必ず水を周囲に飛び散らします。



周りはいつもビショビショ。水もちゃんと飲めないなんてやはりぶきっちょなのでしょうか。



猫は水を飲む時は舌先を舌の裏側に曲げて素早く上下させ、水を「吸い上げるように」して飲みます。



上手に水を飛ばさずに飲めない猫はぶきっちょなのではなく「舌が長い」ためにうまくコントロールできないのかも知れません。水を飲む時に周りに飛び散らす猫は、ウォーターボウルの下にトレーがあると安心です。







いかがですか。猫の運動音痴やぶきっちょなの?と感じるこれらの行為。実は人間から見たら「不器用」に思うことでも、猫の目線で見たらかなり十猫十色。特に運動神経が鈍いわけではなさそうですね。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 うちの猫はもしかしてちょっと運動音痴?猫のこの行動はどういう意味?