愛猫との暮らし。毎日必ずやっていることはトイレの掃除、ご飯と新鮮なお水をあげること。これは基本中の基本ですよね。



猫は野生時代から現代まで、あまり「性質」は変わっていないといいます。昔も今も独立独歩。自分のことは自分でできるマイペース主義。ご飯の時以外は寄ってこないツンデレな猫も結構いますよね。



しかし実は猫は「退屈」が嫌い。毎日「寝てばかり」に見えても、飼い主とのスキンシップや外界の刺激が大好きです。



「毎日気ままに寝ているから」



「うちの猫は抱っこ嫌いだし」



そう思って「構ってあげない」ことも猫にとっては逆にストレスになるかも知れません。猫のストレスは飼い主が上手にコントロールしたいもの。今回は、他の飼い主さんが普段やっている、

「猫のストレスコントロール」のポイントを3つご紹介しましょう。



 

■①来る猫は拒まず、去る猫は追わず




「こちらから構いたい!と思ってもなるべく我慢。猫の方が近づいて来てくれたときに思い切りモフモフして、そうでない場合は静かに見守っています。」



そう教えてくれたのは、保護猫歴15年のSさん。まさに、「来る猫は拒まず、去る猫は追わず」が猫のストレスコントロールの決め手だそうです。



なるほど~。ベテランの猫飼いさんは、「猫の気持ち」を最優先に考えて一緒に暮らしているようです。毎日帰宅するとすぐ、「カイちゃ~ん!」と愛猫を追い回すワタクシ、大いに反省しなければ。。。



 

■②外の景色が見られるようにする






「窓辺のブラインドは猫が見られる程度までは常に開けています。うちの猫は窓辺から観る外の世界をチェックするのも「パトロールの一部」と考えているみたいで、毎日同じ時間に窓に飛び乗って外を見ています。」



これはかなりよく聞く意見でした。どの飼い主さんも「窓の外を見やすくする」ことには気を使っているようです。



しかしこれは両刃の剣。外の世界を見ていたら、いきなり強そうな猫に威嚇されて問題行動を起こすようになった、という意見もありました。



完全室内飼いの猫にとって、外の世界は刺激が強すぎるのかも知れませんね。



 

■③テレビや音楽の音量に気をつける




「猫がウトウトしているときに大きな音で音楽を聴いたりテレビを観るのはなるべく避けるようにしています。大きな物音がすると、うちの猫は必ず起きてしまうので、割と気を使って暮らしています。」



そう教えてくれたのは、キャットシッターをしているHさん。これは私もうっかりしていました!猫の聴覚は人間の8倍、犬の2倍もよく聞こえるといいます。



猫は長時間寝ているように見えて、熟睡できる時間は1日のわずか4時間足らずだそう。確かに大きな物音は、猫のストレスと関係がありそうですね。





いかがですか。猫のストレスコントロール。この3つは、かなり参考になるのではないでしょうか。



①の「来る猫は拒まず、去る猫は追わず」は私自身とても反省。今後の課題にしたいと思います。
情報提供元: 猫壱
記事名:「 猫のストレスコントロール みんなが気をつけているポイント3選