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・スポイトやシリンジ
・材料の猫缶
・与えたい栄養の入ったサプリメント
また、流動食は基本的にひと肌程度の温度が好ましいため、ガス火やオーブントースターを使用します。便利ですが電子レンジはあまりよくありませんので、できるだけガスやオーブントースターを利用しましょう。
飼い猫によってドライフード好きの猫やウエットフード好きの猫がいると思います。少しずつ作り方が変わってきますのでそれぞれご紹介していきます。
▼ドライフードベースの流動食レシピ
①いつも食べているドライフードと水を鍋にかけ、ドライフードがふやけるまで火を通す。
②ドライフードがふやけたら乳鉢やミキサーでペースト状にする。このときお好みの食材があれば一緒にペースト状にする。
③ひと肌程度に冷めたら補給したい栄養素のサプリメントを投入し完成。
▼ウエットフードベースの流動食レシピ
①いつも食べているウエットフードをミキサーでペースト状にする。お好みの食材があれば合わせてミキサーにかけ、水分の少ないときは水を足して下さい。
②ペースト状になったら火にかけひと肌程度に温めます。ボールに入れ湯煎でも大丈夫です。
③温まったら補給したい栄養素のサプリメントを投入し完成。
どちらの流動食もシリンダーやスポイトを使うことで上手に飲ませることができ、口内炎など口の中の不快感で食事ができない猫にも効果があります。食欲の出てきた場合には自分で食べられるようお皿に盛ってあげましょう。
流動食を与える注意点は一度に口に入れる量や温度、内容物です。シリンダーやスポイトで流動食を与える場合少量ずつを何度も与えるようにし、飲み込むタイミングを多く作ってあげましょう。
また温度はひと肌程度より温かいものはやけどの原因となるので絶対に避けましょう。温度管理が不安なときは常温で与えたり、シリンダーやスポイトに移してから掌で温め与えてあげましょう。
アレルギーを起こす食品や食べてはいけない食材やサプリメントもあります。投薬治療中や療養中には禁止されている成分も多いので、細心の注意を払い混ぜて与えるようにしましょう。