犬に服を着せるのはダメ?犬の服のメリット・デメリット解説!
犬の洋服のメリットとデメリットとは?意味はあるの?
なぜ犬に洋服を着せているの?メリットは?
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犬に洋服を着せることはダメというわけではありません。
非常に大きなメリットとなる理由があります。
まず大切な「毛皮」を守ることです。
特に、コンクールコンデションのようなトリミングを欠かさない小型犬では、お散歩に出かけるということは必ず体毛が汚れます。
ただでさえブラッシングが大切なのに、これに手間のかかるシャンプーの頻度も増えてしまうのです。
そこでついでに、可愛い洋服を着せるというわけです。
長毛種や毛がカールしている愛玩犬ほど、洋服を着せる意味はあります。
犬に洋服を着せるデメリットは?
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犬に服を着せるデメリットがあるとすれば、やはり価格・コストがかかるということでしょう。
1着平均で、2,000円~4,000円近いものまで、人間用並みの価格がします。
これは自動縫製が出来ない点と、生地の裁断でどうしても効率が良くないからです。
犬にとっての服って暑苦しい?
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大型犬や本来狩猟用としての姿をそのまま継承している犬種は洋服を着せると体温は必要以上に上がります。
しかし、小型犬でも室内犬用に改良されたものはそれほど心配する必要はありません。
また素肌に直接当てるものでもないので、素材は静電気以外はそれほど心配する必要もないでしょう。
むしろ普段から洋服を着せる習慣があれば、梅雨の時期に散歩に出かける際にレインコートを着せる際にも装着を嫌がらなくなります。
愛玩犬の場合、あまり洋服を着せて激しく嫌がる子は少ないかもしれません。
犬の服にはどんなものを選ぶと良いの?
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衛生上の観点と他のお客様の配慮で試着は出来ないことが多いですが、一般的なフードや用品を置いてるだけの専門ショップよりも大型のペットショップの方が種類も豊富です。
愛玩犬に必要な様々なアイテムで有名なポンポリースなどのメーカーでは、毎年季節ごとに新作を出しており、1点もの・売り切り商品も多いです。
犬の洋服にも実は流行があるんですよ。
洋服といっても、犬の場合、前足と胸と背中を覆う感じになります。
従ってサイズは胴回りと前足の太さです。
選び方は結構難しいので、最初は通販では買わない方がオススメです。
トリマーのいるショップでは号数を教えてくれるでしょう。
服のサイズは1号~4号まであります。
デザインはTシャツのようなニットタイプと、おなかと背中側にホックやボタンで留めるタイプがあります。
完全な木綿製だと熱がこもって、かえって蒸れるので注意ですね。
また、注意するのは、必ずピッタリと体にフィットさせるのが重要で、ダブついたり袖に隙間が出るものは必ず散歩中に脱げてしまいます。
事故の危険もあるため、ちゃんと体型に合ったものを着せるようにしましょう。
スカートやドレスみたいなタイプでも、上半身はちゃんと固定できるようになっています。
洋服を着せられた犬は気持ちは?
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犬を飼っていない人・大型犬や和犬しか飼ったことがない人には理解しがたいかもしれませんが、ほとんどの犬は喜んでいるでしょう。
犬は自分の喜びは必ず飼い主さんから与えられるからです。
実際には飼い主さんは、「もっとワンちゃんを愛したい」という気持ちで洋服を着せ、そして犬は喜んで応えているのです。
出来るだけ生きている間はたくさんの愛情を注ぎたい、そのための出費はいとわないという飼い主さんに、何かの非があるとは思えません。
愛玩犬は野生動物ではありません。
その点を踏まえて愛情表現の範囲でカワイイお洋服というのも、アリなのでは?