アルビノにとっては厳しい自然界

1. アライグマ

兄弟たちとは一線を画す容姿のアルビノ

2. コアラ

アルビノの特徴である赤みがかった目を持つ

3. バク

このような容姿の動物は天敵には格好のターゲット

4. ショウジョウコウカンチョウ

左は白変種、右はアルビノのショウジョウコウカンチョウ。

お気付きでしょうか?白変種のショウジョウコウカンチョウの瞳孔は黒色なのです。

白変種は外見からしばしばアルビノと混同されるが、遺伝学的・生理学的にもこの両者は全く異質のものである。白変種のメラニン産生能力は正常であるため、アルビノの瞳孔が赤く透けるのに対し、白変種の瞳孔は黒い。
出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E5%A4%89%E7%A8%AE

5. ペンギン

冬の季節は雪に紛れて見つかりにくいかもしれませんが、春が来ると雪は溶け、最も目立つ存在になってしまいます。

6. オカメインコ

正常な色素を持つオカメインコをご存知ならば違いは一目瞭然です。やはり瞳が赤いのです。

7. カラス

白いカラスは巣から落とされ飼育放棄されることが多いのです。白いカラスの多くは人によって保護されるのだそう。

8. ハミングバード

正常な遺伝子を持つハミングバードはそのカラフルな容姿で広く知られていますが、この子は真っ白。

9. リス

この子も人間よって保護されました。アルビノの動物が自然界で生き延びることが難しいことを物語っています。

ハリネズミがアルビノとして生まれてくるのは僅か!

10. ハリネズミ

ハリネズミがアルビノとして産まれてくる確率は10万分の1なのだそう。

11. ヌートリア

外来種で日本各地に生息し害獣駆除の対象となっています。あまりにも悲しい動物です。

12. コウモリ

コウモリといえば黒い体に恐ろしい吸血鬼のイメージですが、白いとかわいらしく見えるものです。

13. スッポン

スッポンやカメにもアルビノが見られることが多くなっています。

美しさとは裏腹の儚い命

アルビノの動物は先天的にメラニン色素が欠乏しているため白い被毛やピンクの皮膚、そして赤か紫がかった瞳孔を持ち、この色素欠乏には視覚障害を伴うことが多いのです。

又、紫外線に大変弱いため皮膚がんにもなりやすく、短命な個体が多いのが現実です。

アルビノはその美しさの裏に悲しい体質を持つ生き物なのです。

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 美しくも儚い。遺伝子のイタズラで悲しき運命を背負ったアルビノの動物たち。(画像13枚)