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そして見合わせになったのは、朝の通勤ラッシュという最悪の時間帯。
今すぐにでも不満が出てきてもおかしくない状況でした。
そんな状況のなか、なぜか怒りをあらわにする人は誰一人としていませんでした。
それどころか、そこにいた人たち全員が犬に拍手をおくる事態になったのです。
いったいなぜ…?
実はこの野良犬のお腹のなかには、赤ちゃんがいたのです。
車内で出産しようとしていたところを乗客が発見。
連絡を受けた駅員は、犬のいた車両を車庫にうつしました。
その後、犬は作業員に見守られながら出産を迎えます。
こうして9匹の子犬たちが無事に生まれてきました。
<実際の映像はこちら>
保護された母犬と子犬は、どちらも健康状態に問題はないそうです。
そして今は里親さんを募集しているとのこと。
#Метрощенки сейчас набираются сил в приюте и уже скоро будут готовы отправиться в добрые руки.
— Мосметро (@moscowmetro) 2016年10月5日
Оставить заявку можно по тел: 8 499 321-60-29 pic.twitter.com/ndLgm0yKTL
不満が募りそうな状況のなか温かく見守ってくれた乗客たち。
連絡を受けてすぐに対応してくれた駅員たち。
そして頑張って9匹の子犬を出産した母犬。
そこにいた全ての方々に、賞賛の拍手をおくりたいですね。