- 週間ランキング
犬にブリを与えても大丈夫ですが、ブリを与える際は生の状態で与えることは避けたほうが良いでしょう。
生魚にはビタミンB1欠乏症の原因となり得るチアミナーゼが含まれているため、生のブリを毎日与えることは大丈夫とは言い難いです。
また、生魚は犬の消化不良の原因ともなりますので、下痢等になってしまわないように、火を通して与えたほうが良いでしょう。
犬にブリを与えても大丈夫と言える与え方は、どのような与え方なのでしょうか?
YsMori/stock.adobe.com
ブリは大変脂の多い魚です。犬に与えても大丈夫と言えるようにするには、ブリの脂をしっかりと取ることが大事になります。
また、ブリに塩等の味付をすることは、塩分超過にもなりますので、犬にブリを与えるときは、必ず味付をせずに与えましょう。
味付をせずにブリを焼き、その後キッチンペーパー等で脂をしっかりと取って犬に与えると、犬の身体に特に問題はなく、大丈夫であると言えます。
そこまでして脂を取っても、ブリは特に脂の多い魚ですので、犬に与える際は少量にしておきましょう。
ブリの血合いは、アレルギーの原因ともなりますので、しっかりと取って与えると大丈夫です。
また、ブリ自体にアレルギーがある可能性もありますので、犬にブリを与える前に、アレルギー検査をすることをおすすめします。
当たり前のことですが、ブリを含め魚には骨があります。
ブリは小骨は少ないですが、犬の喉に骨が刺さらないように、ブリを与える際は、骨を取り除きましょう。
ブリをほぐして与えれば大丈夫でしょう。
少量のブリであれば、犬用の手作りフードを作ってみても大丈夫でしょう。
主に下味をつけずに、煮たりするレシピが多いようです。
ブリを煮ると、ブリの脂分も抜けて犬が安心して食べることが出来るでしょう。
冬に旬を迎えるブリ、人とともに、犬にも美味しくごはんが食べられるように工夫してあげると、お互いの絆も深まると思います。